常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

TPP交渉

2013年03月03日 | 農家組合長会

軒忍

「TPP交渉参加断固阻止集会」に参加した。

賛成、反対どちらの意見も一理あって、賛否をとわれたらいまだに揺れ動いていて決めかねている。

反対しているだけでは何も始まらない、かといって賛成に回るほどの弁も立たない。

今日の集会は反対同盟の決起大会である、当然のことながら来賓の先生方も全員が交渉参加絶対反対の論陣を張った。

世論の半数以上は交渉参加に前向きのようだ、こんな時こそ賛成者の理論を聞くべきと思うけれどそれはなかった。

総決起大会という集まりの危うさを思った。

 

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農家組合長任期満了

2013年02月22日 | 農家組合長会

鳩の日向ぼっこ(松本城にて)

 今月で農家組合長の任期が終わるので、最終会議兼慰労会が昨夜開催された。

農家組合は農業協同組合に加入している農家と、組合を結ぶ、組織の最先端である。

しかし 組合員に専業農家は希少で、定年退職後の就農者が大多数を占めている。

当地区に限って言えば、農業生産性が低く、農協の経営は極めて苦しい。

辛辣に云えば 金融・共済事業の収益を廻してもらい、辛うじて本業を続けている状況である。

時代に乗り遅れた衰退した家業を、息子や娘の仕送りで、先の見通しがないまま続けているようなものだ。

かって農協組織の中枢は、規模拡大による現状打開を目指し、合併を推進してきたが、成果ははかばかしくない。

そのような中で 現実に農協組織を支えているのは、職員の皆さんである。

難しい関門はあるだろうが株式会社に衣替えしたら、旧来のしがらみかが解き放たれて、柔軟に改革が進められるだろうと思うことがある。。

2年間の任期を終えるに当たり、農業協同組合の課題がほんの少し見えたように思った。

 

 

 

 

 

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JA支所再編成へ

2012年12月04日 | 農家組合長会

南天

変化のスピードに負けた盤石だった機構が、音を立てて崩れてゆくようだ。

先日 農協支所で会合があり議題は経営合理化に伴う支所再編成についてであった。

農協財務の基盤は、経済事業(販売購買)から信用・共済事業に大きくシフトして久しいが、近年信用共済事業収益が激減し経営を圧迫している。

様々な改革改善を続け今日に至ったのだが、ついに聖域ともいえる支所再編成に手を付けざるを得ない事態になったようだ。

食糧品類はスーパーとの品質・価格競争に敗北し、作業用品、農具、肥料、農薬もホームセンターに後れを取った。

JA担当者はこの現象を専門家不在と嘆いた。

扱い商品の増加に伴い、田舎の雑貨屋形態では、お客が満足しないのだろう。

信用共済事業に括られる貯金融資事業担当も素人集団だという。 そう言われればそうかもしれないと思う。

しかし 統合により人を多く配属できても、所詮素人集団でではないかと危惧する声も聞かれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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農家組合長会アンケート 四葉のクローバー

2012年06月12日 | 農家組合長会

 今はあまり聞かないが4Hクラブという団体があった

頭 心、手、健康をあらわす英語の頭文字から命名された。 四葉のクロバーが図案化されている

7月に開催される「農家組合長 会長会」出席に当たりアンケートを求められた。

難問である 「 農家組合の役割・ 農家組合が抱える課題・ 農家組合活動の活性化・ 協同組合活動のリーダー養成」

親子2代に渡る、れっきとした農業協同組合員でありながら、何も知らない自分がいた。

全国組織であるJA全中 都道府県組織のJA中央会  市町村組織JA農業組合  JA農業組合支所農家組合  農家組合班

私が担当する農家組合は、巨大なJA全国組織の最末端に位置する支所農家組合である。

山間地にあって高齢化、離農が進み荒廃農地が目立つようになっている。

色々思考しているうちに、農を高齢者が自立し、高齢者の生きがいに活用できたらと思い至った。

該当者は私を含めていっぱい居る。

[農業協同組合の「協同」とは力を合わせ、目的に向かって仕事をするという意味です。組合員がお互いに協力し心を合わせることが、協同組合活動の前提になります。これをあらわす標語として、”Each for All  All for One"(一人は万人のために 万人は一人のために) が広く使われます](JA綱領前文より)

 

 

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