もうすぐアンズが熟れる

アンズが美しく熟れても、それを心待ちしている子供たちはいない。

ようやく入梅入り

久しぶりに空気が潤った、深緑の山間に霧がかかって雨が大地を湿らせてゆく。

ズッキーニ この不思議な野菜

カボチャのような花が蔓に密生して咲き、収穫しても収穫しても後から後から成長する。
漬物でも、炒め物にしても、さっぱりした食感が好評なようだ。
新しい野菜が増えて名前を覚えるのが大変、このズッキーニも、いざという時名前が出てこない事が多い。

鬼灯 （ほおずき）

海の生物を思わせる、白いほうずきの花が咲いている。
花の脇に生れたばかりのカマキリがいて、１センチに満たない体で威嚇した。
空梅雨という梅雨　浅草のほおずき市も近い

夏つばき（紗羅）

一日咲いて散り急ぐ
諸行無常の趣が濃く、古来より寺院に多く植えられたと聞く。
次々に咲いて、咲いているままの姿で散り落ちる。

気温35.9℃

今年6月の降雨量は平均の１０％、今日の気温36℃　朝開いた花菖蒲が夕方ドライフラワーになっている。
紫陽花は暑さと乾燥でへとへと。
散水して、日が落ちるのを待つ、砂漠のような落日

ホタルブクロ

近在では、梅雨の頃咲くからなのか「アメフリ花」と呼んだ。
だから私はこの花から蛍を連想することはない。
蛍といえばネギの葉の筒である。
畑から失敬した太いネギ葉のチューブに蛍を数匹閉じ込める。
淡く点滅する不思議な世界を飽きずに眺めていた。

この木何の木不思議な木

鉢植えのゴムの根元から、見たこともない芽が２本伸びているのに気付いた。
ハワイのお土産にいただいた、マカデミアナッツの再生と解るまでにはかなりの時間を要した。
まさか芽が出るとは思っていなかった埋めたこともとうに忘れていた。
別の鉢に植え替えて育てようと思う。
夏の夜の夢　松本発のナッツチョコレートを目指して。

紅一点

万緑叢中紅一点
花ざくろの花は、統べて実がつかないあだばなである。

弁慶草

弁慶草は強い
石の間に孤高を持している