里山の辛夷
少しだけ緑がかってきた落葉松に挟まれて辛夷の花群が見える。
床の中で鶯を聞いた、西日の空を燕が虫を追って宙返りした。
春は一気に押し寄せる。
イラガの繭 古いものだろう。
イラガの毒針に触れた痛さは忘れられない、全ての毛虫を嫌う遠因はイラガにある。
ジロボウエンゴサク
色も形も高貴な佇まいだけれど、子供の頃覚えた名前がいけない。
男性トイレの陶器を連想させたのだろう「小便ツボ」とは残酷だ。
ようやくつぼみが膨らんだ水仙
暖かくなって8匹の金魚も嬉しそう しかし1匹がどうしても集団になじまない