常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

地雷原を行く

2008年01月31日 | 季節の便り

ようやく強くなった陽射しを受けて、道路端の積雪が溶けて流れ出て、路面の一部に鏡を張り付けたように凍る。
それは極く僅かな傾斜路面でも、人を骨折に至らしめる凶器になる。
夜中に粉雪が舞って、さりげなくまるで地雷を埋めたように、全てを白く薄く覆い隠す。
この氷地雷を踏んだら猫でもひっくり返るだろう。
私は今朝 地雷を踏んだ。幸い笑い話で済んだけれど。


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立春近し

2008年01月30日 | 季節の便り


寒い日が続いた後は、2日間雪模様の重い空が日を遮っていたので、うつむき加減に足元に気をつけて歩いた。
先週末 雑木林の梢に現れた春の兆しは雪に埋もれて足踏みして1月が終わる。
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凍る川

2008年01月29日 | 季節の便り

最低気温がマイナス10℃を4日連続で下回るのは20年ぶりとのことである。
暖冬でしばらく途絶えていた、諏訪湖の御神渡りが今年は拝観できそうだ。
-15℃の朝、流れが凍り、氷と水がせめぎ合う付近から、薄い湯気のような霧が発生していた。
それは流れに熱湯が注ぎ込まれている様にも見えた。


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エナガ

2008年01月28日 | 季節の便り


天気がよかったので山沿いの道を歩いた。
日のあたる茂みに小鳥が群れて盛んに餌を漁っていた。
写そうと構えても片時も動きを止めない。
ようやく手ごたえを感じた1枚である。
画像を孫の隼人君に送って、エナガであることを教えてもらった。
エナガは落着きのない、可愛いい小鳥である。
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寒い日曜日

2008年01月27日 | 常念100景
朝日に染まる連山

集落を抜けて高台に立つと、遮るものがない厳冬の山脈を見晴らすことができる。
今朝は川沿いの桜並木から常念を見た。
どこまでも青い空に薄紅色に染まる峰々が映える。
川はドライアイスのように凍りながら湯気をあげ、並木は厳寒の深い淵に沈んで、身動きもせずひたすら耐えていた。
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乗鞍岳

2008年01月26日 | 季節の便り

-15℃大川が流れを止めて凍った、寒さ復活である。
近くまで乗鞍岳を撮影にでた。
霞んだ市街地の向こうに、乗鞍岳の全貌がなだらかな起伏を描いて望めた。
険しさがない高山である。
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早起き鳥

2008年01月25日 | 季節の便り

まだ夜の暗さが残る柿の枝に、ヒヨドリがチョコンと止っている。
空腹に耐え切れなくて、ねぐらを飛び立ってきたが、視界の悪さに本当の夜明を待つのだろう。
雪に覆いつくされた山野で食物を探すことは容易なことではない。
何も無いと思われる所から、鳥たちは命をつなぐ糧を見つけ出す、その凄まじい生き様にただ驚くばかりである。
そして これらの動植物を育む、この地の豊穣さを思う。

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シャクナゲ温度計とコウモリの越冬

2008年01月24日 | 季節の便り
葉を巻いて寒さに耐える石楠花

屋根裏で寒さに耐えるコウモリ(隼人撮影)

石楠花の葉の巻き加減である程度気温を推測できる。
この程度だと-5度くらい、氷点下以上に上がると手のひらのように開く。
孫の隼人君から越冬コウモリの映像が届いた。
両者にいくつかの類似点を見つけた。
コメント (3)
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湯島天神

2008年01月23日 | 季節の便り
湯島の白梅 早咲き

奉納絵馬


昨年まで関係していた団体からの表彰があって、昨夜は本郷のホテルに泊まった。
東京は朝から雪降りである。モノトーンの東京は不気味だ。
雪の降る中を、湯島天神に高校受験を控える孫息子の合格を祈願して詣でた。
「持てる力が出し切れますように」
力が無くて落ちるのはしょうがない、力があって落ちるのは可愛そうだ。
新宿発10時の特急に乗る、長い年月をかけた新宿駅の改築が終わり、中央本線への乗り降りがすこぶる快適になっていた。
珍しいことに、東京から松本まで切れ間の無い雪降りだった。
日本が案外こじんまりしていることを実感する。



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しののめの道

2008年01月22日 | 季節の便り

しののめの道という懐かしい響きを放つ道がある。
松本市東側の丘陵部を縫うように南北に延びる街道である。
取り立て喧伝するほどの景色が展望できるわけではないが、道行く人々を虜にする不思議な道である、
4月「あずさ街道夢あるき」で「しののめのみち」漫歩を計画中である。
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