常念が見える部屋から

ここから北アルプス常念岳が眺望できます。
季節の移ろいに写真を添えて発信します。

豊かで美しい環境を次世代にひきつぐために

2007年09月30日 | 季節の便り
ポスター

昨日「星空の街・あおぞらの街」第19回全国大会が松本市で開催された。
〔この大会は昭和63年に北九州市で開催された「星空の街・あおぞらの街サミット」をきっかけにスタートしました。全国協議会へは、現在316の自治体が加盟しています。
「空を活かし空を楽しむ宣言」の趣旨に沿い毎年全国大会を開催しています。大会を通して会員自治体と住民が一堂に集い大気環境の保全意識の高揚と郷土の環境を活かした地域づくりの推進を目指した活動を展開しています。〕(大会案内書抜粋)
記念講演、月尾嘉男東大名誉教授「地球共生:次世代へ継承する自然」が行われた。
「我々はいかなる努力をしても、場合によっては現在の生活を犠牲にしてさえ、この稀有な環境を維持しながら生活してゆく方法を見出し、次世代の人々へ地球を継承してゆく義務がある」
講演を聴き、便利さが自由に手に入る時代に、背をむける勇気が自分にあるだろうかと自問自答した。兎に角できることから実行しよう。




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動力草刈機

2007年09月29日 | 季節の便り
今年は動力草刈機がよく働いた、例年1回で済ませるところを今年は3回も出番があった。
エンジンに直結したシャフトの先端に高速回転する丸鋸が付いた危険な代物である。
最初に売り出されたメーカーの商品名「ビーバー」が、今では動力草刈機と同意語になっている。
ビーバーは、楽で能率が上るから一度使ったらもう止められない。
毎年何人かがこの物騒な器械に噛み付かれて大怪我をした話を聞く。
取扱説明書に記載された安全対策を遵守すれば、事故は大幅に減少すると思うけれど、無防備で使うケースが圧倒的に多い。
傾斜地ではビーバーは使わない方針でいる、足を滑らせたら大事になるからである。
高速回転している丸刃は、2センチほどの立ち木をいとも簡単に切り倒す威力を持っている。
だから私の家の周りの傾斜地はジャングルである。

今年最後に咲いたむくげの花
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キノコは不作?

2007年09月28日 | 季節の便り
今年のキノコは全般に不作らしい。
山の中に高級なキノコも、食用雑キノコも、毒キノコも見当たらないという。
キノコが生えるために必要な環境が整わなかったのだろう。
気候条件は勿論だが、里山を荒れ放題に放置していることも、不作の要因かもしれない。
子供のころ里山はきれいに手入れされ、光は林の隅々まで満ちていた、そして様々な恵みを与えてくれた。
現在 人々は里山に恵みを求めない、求めなくても生活ができるからである。
かって、私の村で森林資源は富の象徴であり、貴重な財産であったことを思い出す。いずれ又そんな時代に帰るような気がしきりにする。

常念の前山「大滝山」にかかる朝雲
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季節が変わるとき

2007年09月27日 | 季節の便り
大手取引先の創業者が逝去され、お別れ会が今日東京で催される。
随分お世話になった方である、参列して謹んでご冥福をお祈り申し上げる。
厳しい残暑が嘘のようだ、満月が沈んで、吹いてくる冷たい風にふと暖房器のことを思う。
萩が零れるように咲いている。

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冬の星座

2007年09月26日 | 季節の便り
午前4時30分、窓を開けると冷気がなだれ込んでくる。
満天にちりばめられた冬の星座がみえる。
東の空の高い位置に、茶碗ほどにも見える金星が睥睨している。
北極星の杭につながれたような、ふたご座の二つの星が、山の頂に初めて顔をのぞかせた、1年ぶりの再会である。
やがて刻々と天球が白み始め、星は急速にその輝きを失って行く。
もう競うことは止めようと思う一瞬である。
シュウメイ菊に小さな白露が光る。

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鐘の鳴る丘

2007年09月25日 | 季節の便り
気が置けない仲間5人が昨夜穂高温泉郷に集った。
朝早起きして、ホテルの近くに移築された「鐘の鳴る丘」を訪ねた。
朽ちかけた記憶が蘇る思いではあるけれど、スクリーンと、ラジオの音声と、そのころの私を取り巻く情景は総じてちぐはぐである。
建物を見上げると、キンコンカンと澄んだ鐘の音に乗って「とんがり帽子の歌」が聞こえてきた。



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ウコンの本当の花

2007年09月24日 | 季節の便り
ウコンに本物の花が咲いた。
まるで親鳥の羽に隠れる雛のようだ。
彼岸が過ぎて、残暑は終焉に向う。
雛たちはこれからどうなる?


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月下美人再見

2007年09月23日 | 季節の便り
月下美人は月の明るい夜に開花する。
どんなに美しく咲いても結実しない。
その代わり挿し芽は簡単に発根する。
日本中に広がっている月下美人も、ルーツをたどれば、親木はたった1本かもしれない。
そう考えると、幾十里も離れた気候風土の違う土地で、同じ夜に咲くという神秘性も理屈に合うような、合わないようなことになる。
しかし、すべての花がではないが、遠く隔てた場所の何輪かが同じ夜咲くことは本当である。


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移動面からみた交通弱者

2007年09月22日 | 季節の便り
交通弱者には二つの意味があって、交通事故にあいやすい子供やお年寄りを指すこと、及び移動する手段として、歩くこと以外の選択肢を持たない人を指す場合がある。
後者では買い物に行きたい、医療を受けたい時、自分の車でいつでも好きな時に行ける人は、交通強者である。
いつでも自由にタクシーを使える人は交通弱者とは言えないかもしれない。
5分も歩けば、頻繁に往来する交通機関を利用できる人も、とりあえず交通弱者の括りから外せるだろう。
極く当たり前のことなのだけれど、高齢化が年毎に進んで、当地の課題は移動面の交通弱者救済である。
松本市街地から僅か8Kの当地でも、バス路線の廃止、運転回数の削減が、過疎化に追い討ちをかけるという過疎化スパイラルにはまってしまった。
松本市でも、新しい救済システムを前向きに検討していると聞いているが、「便利に、安く」の大前提があるから難しいらしい。
人事ではないから「地域で何ができるか、何をするか」から取組む事を考えている。

キクイモ


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都会のモルゲンロート

2007年09月21日 | 旅先の風景
名古屋に会議があって駅前のホテルに泊まった。
夜明け 高さ245米JRセントラルタワーズの双体ビルが薄い紅色に染まった。

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