或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

カセットテープ

2005-07-29 06:30:49 | 540 モノ
最近カミさんが、家の中のいろんなモノの整理に熱中してます。息子が夏休みに東京から友達を連れて帰るかもしれないというのがその理由。別に気にしなくていいんじゃないかと思うんだけど、まあちょうどいい機会かなとポジティブに考えて協力してます。

それで槍玉にあがったのが写真のカセットテープ。レコードは捨てないことを決めてましたが、カセットテープは保留してました。でも今回結局一部を除いて捨てることに決定。普段ほとんど聞かないし、聞くアルバムはけっこうCDを買い直してるし。100本以上あって、もったいないけど仕方ないですね。

一つ一つチェックして、捨てるものは最後のお別れを。でも捨てられないのがけっこうある。それでどうしてもCDが欲しくなり注文したのが、スクエアの伊東たけしの初リーダーアルバム「Dear Hearts」(1984年)。なんとAmazonの中古で400円。ラッキーでした。

内容的には、この時代のフュージョンの雰囲気がムンムン。LA録音でアレンジがシーウィンドのラリー・ウィリアムス。低めの音域のブラスユニゾンを多用したホーンアレンジ。シングルピッキングのミュートギターのバッキング。もうたまりません。もちろん伊東のアルトとリリコーンもいい感じ。この後からはガチガチのアレンジになるので、ジャズの遊び心が残っているこのアルバムが一番好きですね。

こういうのを聞いていると、ちょうど今が季節の真夏のジャズ・フェスティバルを思い出します。よく行ったのが“合歓(ねむ)”と“びわ湖バレイ”。目に浮かぶのは、ネイティブ・サン、カシオペア、スクエア、松岡直也等。時には台風で雨が降って、服がずぶ濡れになって。帰りが寒かったなあ。(笑)

ディア・ハーツディア・ハーツ