或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

黒鯛

2005-07-11 22:17:55 | 400 釣り
先週の金曜日、会社の有休を取って黒鯛(チヌ)を釣りに行きました。もともとは夕方からイカを釣りに行く予定だったのですが、夜半から雨が降るということで急拠中止。でも既に有休を申請していたので、いつも利用している渡船の船長に電話をすると、平日だけど、たまたま出船するとのこと。ラッキーでした。

釣り場は私のホームグラウンドで、安芸の宮島の南側にある下の写真の可部島周辺のカキ筏。もうここは5年以上通ってます。だいたい7月から10月が黒鯛のシーズン。

この日の釣果は上の写真の25~38cmの黒鯛7枚と、30cmのアジ3枚。今年初めてにしてはまずまず。天気も良くて、いい気分でした。これからどんどん上向くんじゃないかと思います。

釣り方は、“ダンゴ釣り”とか“紀州釣り”と呼ばれている釣法。ヌカと集魚剤を混ぜたダンゴが、海底に着くと割れて中から刺し餌が飛び出し、それに黒鯛が食いつく。専用の2m程の短尺竿を使い穂先でアタリをとるので、“ブッコミ釣り”と呼ばれています。

面白かったのは、近くでカキ漁船が拡声器でラジオの音楽を流していたこと。いつもはうるさくていやなのですが、今回は1970年代のポップスが中心で楽しめました。中でも懐かしかったのが、大橋純子の「シンプル・ラブ」(1977年)。なんか時代の流れを感じましたね。若い頃は、まさか自分が釣りなんて“ジジ臭い”趣味を持つとは思ってませんでしたから。(笑)

その日の夕食に、まずはアジを“たたき”にして賞味。この時期になると脂が乗っていて、とても美味しいんです。これだから釣りはやめられません。

可部島カキ筏黒鯛