或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

バカラ アルルカン

2005-07-06 22:05:31 | 520 アンティーク
バカラのクリスタル製グラスを何種類か購入しました。広島のリーガロイヤルホテルの1Fに直営店があり、たまたま立ち寄ったのがきっかけ。このホテルのバーのグラスはバカラで揃えているそうです。そうそう、あの六本木ヒルズには、バカラ直営のバー「B(Baccarat) Bar」まであるんだとか。

昔はけっこう行ってましたけど、最近ホテルのバーってとんとご無沙汰。座るだけでよく分からないサービス料がかかりますよね。しかも年代物のシングルモルトなんて、マジで!って思うぐらいのお値段。まあ気合いを入れてデートする時専用で、今の私には関係ありません。(笑)

ところでバカラって歴史があるんですね。1764年、七年戦争で荒れ果てたフランス東部ロレーヌ地方の復興のため、同地方のバカラ村でのガラス工場建設が、時の国王ルイ15世に認可されたのが創設のきっかけ。1823年のパリ国民博覧会で人々の評判が集まり、これがきっかけでルイ18世をはじめとする王侯貴族たちの御用達になったらしいんです。

通販で購入しようと調べていると、近くのブランド専門のディスカウントショップがけっこう品揃えをしていることを発見。さっそく行って購入した中の一つが上の写真のアルルカン(Arlequin)。値段は通販の底値近くの1個7000円。1997年の発売で、言葉の意味は道化師。カットの反射が、サーカスの道化師が着ている衣装のようにキラキラ輝いているところから名前がつけられたそうです。アンティークムード満点でいい感じ。

アルルカンはフランス語ですが、“道化師”の英語訳、デイブ・グルーシンの「ハーレクイン(Harlequin)」(1985年)を紹介しておきます。私の好きなリー・リトナーや、なんとイヴァン・リンスも参加していて、こちらはブラジルムード満点です。

HarlequinHarlequin