一昨日、荒井由実のアルバム「14番目の月」(1976年)の“晩夏(ひとりの季節)”という曲を紹介しましたが、今日はその続編です。
この曲で特に好きなのは、夕焼けを描いた“藍色は群青に薄暮は紫に”というところ。特に“群青(ぐんじょう)”っていう響きが、ユーミンの声の効果もあってか、小学生の頃の絵の具を思い出させてくれて懐かしさでジーンとしました。
でも“群青”ってどんな色だったかな?と改めて調べてみると、これがなかなか難しい。同じ“群青”でも色合いがいろいろあるようです。西洋色とか和色とか。人によっても認識が違うみたいだし。突っ込めば突っ込むほど混乱。そこでKRISTALL+[plus]さんの「RGB青の章」が一番分かり易かったので、この中から“群青”と青系統の有名な色を下に載せておきますね。
この“群青”色なんですが、国語辞典の三省堂「大辞林第2版」では、「鮮やかな藍青色(らんせいしよく)」と解説してあります。これはないよなあ。これじゃイメージ湧かないもの。(笑)
もともと“群青”っていうのは、顔料が取れる“青が群がって含まれる”アズライトとか藍銅鉱といった鉱石から来てるらしいです。桃山時代の障壁画や江戸時代の琳派の屏風絵とか、日本古来から使われている色らしいのですが、まあ「紫がかった青色」っていうのが分かりやすいと思います。
それで色を並べて見ている時に、すーっと脳裏をよぎったのが、北野武監督作品の「HANA-BI」(1997年)。下のDVDのジャケットを見ると、これってまさに群青色ですよね。久石譲が担当したこの映画の音楽が気に入ってるので、またまた別の記事にさせてもらいますね。(笑)
写真は「SQUALL」さんのフリー素材の夕焼けです。藍色、群青、紫がキレイに写ってます。
HANA-BI![HANA-BI](http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005EDRW.09.MZZZZZZZ.jpg)
この曲で特に好きなのは、夕焼けを描いた“藍色は群青に薄暮は紫に”というところ。特に“群青(ぐんじょう)”っていう響きが、ユーミンの声の効果もあってか、小学生の頃の絵の具を思い出させてくれて懐かしさでジーンとしました。
でも“群青”ってどんな色だったかな?と改めて調べてみると、これがなかなか難しい。同じ“群青”でも色合いがいろいろあるようです。西洋色とか和色とか。人によっても認識が違うみたいだし。突っ込めば突っ込むほど混乱。そこでKRISTALL+[plus]さんの「RGB青の章」が一番分かり易かったので、この中から“群青”と青系統の有名な色を下に載せておきますね。
この“群青”色なんですが、国語辞典の三省堂「大辞林第2版」では、「鮮やかな藍青色(らんせいしよく)」と解説してあります。これはないよなあ。これじゃイメージ湧かないもの。(笑)
もともと“群青”っていうのは、顔料が取れる“青が群がって含まれる”アズライトとか藍銅鉱といった鉱石から来てるらしいです。桃山時代の障壁画や江戸時代の琳派の屏風絵とか、日本古来から使われている色らしいのですが、まあ「紫がかった青色」っていうのが分かりやすいと思います。
それで色を並べて見ている時に、すーっと脳裏をよぎったのが、北野武監督作品の「HANA-BI」(1997年)。下のDVDのジャケットを見ると、これってまさに群青色ですよね。久石譲が担当したこの映画の音楽が気に入ってるので、またまた別の記事にさせてもらいますね。(笑)
写真は「SQUALL」さんのフリー素材の夕焼けです。藍色、群青、紫がキレイに写ってます。
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HANA-BI
![HANA-BI](http://images-jp.amazon.com/images/P/B00005EDRW.09.MZZZZZZZ.jpg)