或る「享楽的日記」伝

ごく普通の中年サラリーマンが、起業に向けた資格受験や、音楽、絵画などの趣味の日々を淡々と綴ります。

フェニックス

2005-04-23 08:21:28 | 800 観光
一昨日カーメルの話をしましたが、サイトを捜しているうちに、なんか米国のことをいろいろと思い出しました。ということで今日はフェニックスという町の紹介です。ちょと前にストラヴィンスキーの火の鳥の話をしましたが、”不死鳥(フェニックス)”つながりでもあります。ちょっと強引ですね。(笑)

この街はアリゾナ州の州都で、荒涼とした砂漠の中にある人口約130万の全米第6位の都市です。気候は冬は温暖、夏は酷暑で、パーム・スプリングと並ぶ避寒地として有名です。夏はホント暑いんです。

どうしてフェニックスなの?ですが、実は私が生まれて初めての海外出張で最初に泊まったのがここなんです。5月でしたがここはもう夏で、宿泊したのがゴルフコース付きのリゾートホテルだったこともあり、とにかく時間がゆったり流れていて、仕事で来たことを忘れさせてくれました。

それでこの街を思い出す歌が、ジミー・ウェッブ作詞作曲でグレン・キャンベルのヒット曲 「恋はフェニックス(By the time I get to Phoenix)」(1967年)です。男が車で移動中にフェニックスやオクラホマといった町で、ふと別れた女性を思い浮かべるという歌詞なんですが、ゆっくりとしたテンポのバラードで、哀愁漂うウエストコーストサウンドの代表曲でした。

この曲が入っている笠井紀美子のデビューアルバム「ジャスト・フレンズ(Just Friends)」(1970年)を紹介しておきます。ライブの緊張感の中で、曲間のナレーションや初々しい歌声がとても微笑ましいですね。ごく最近初CD化されたみたいなので、廃盤にならないうちに購入をお薦めします。(笑)

写真は現地でお土産にもらったアリゾナ名物の「カチーナ」という人形です。ネイティヴ・アメリカンのお守り人形だそうで大事にしてます。

ジャスト・フレンズ~笠井紀美子コンサート(紙ジャケット仕様)ジャスト・フレンズ~笠井紀美子コンサート(紙ジャケット仕様)