「あなたがいるから、矢口真里」終了に、今思う。

　ニッポン放送の、「あなたがいるから矢口真里」が３／２７で終了する。まず最初に、４年間「お疲れ様」と言いたい気持ちだ。だって今の速い流れの世の中で、アイドルのラジオが４年続くということはすごいことですよ。（だってあのＳＰＥＥＤだって、４年で解散だからね。それに、今ＳＰＥＥＤってもう懐かしソングだものな）　私は、ハロプロファンなので一般の人のように「モー娘落ち目だから」とか言うつもりもないし、実際に関東ローカルとはいえテレビで冠番組を持っているわけだから十分だろう。（番組名に名前がついているタレントなんて、一握りだ）
　しかし、これでモーニング娘が一般の人に向けてファン層を拡げて行くラジオ番組が、無くなってしまった意味は限りなく大きい。ハロプロ関係のラジオ番組は、名古屋ＣＢＣの「藤本美貴のドキみきナイト」、「石川梨華のちゃんちゃかチャーミー」と大阪ＡＢＣの「ハロプロやねん」の3つとなる訳だが、この３つともが事務所の「放送枠の買取枠」の放送ということになる。（さんまさんのヤンタン、ＮＨＫ-ＦＭ中澤は別として）この買取枠というのは、ＣＭ無しで文字通り事務所がラジオ局に、金を払って番組を流している枠ということだ。つまり普通の番組とは違って、提供している企業や聴取率なんかのことをあまり気にする必要が無い。だから必然的に、番組内容は濃いファン（ヲタ）向けということになる。はっきり言って、一般の人が聴くことを想定した番組作りをしていない。グダグダだし、モーニング娘のファンでなければ意味がわからない。（でもファンにはそこが堪らないのだ。）しかし、「あな真里」はそういう番組のつくりではなく、あくまで一般リスナーに聴いてもらうことを前提に番組作りをおこなってきた。提供企業だってちゃんとあったしね。「２ちゃんねる」なんかではこの番組は「つまらない」とか言われていたけれども、番組内ではハロプロ情報は必要最小限に抑えていたし、がんばっていたように思う。それでも結局、リスナーはハロプロファンが大多数だったようでしたけれども、「その心意気やよし」です。それにしてもハロプロは、また１日も早く一般の人に向けた番組を持つ必要があります。そうじゃないとジリ貧だ。
　それにしても、なんでモー娘にスポンサーつかないんだろう。ギャラふっかけてるのかなあ？松浦亜弥よりよっぽどいいのに。