仁義はどこへ

　バドミントン界のエースで、リオデジャネイロ五輪への出場が確実視されている桃田選手と、２０１２年のロンドン五輪代表の田児選手が違法な裏カジノに出入りし、金を賭けていたことがわかった。日本バドミントン協会は、桃田選手をリオ五輪に出場させない方針を明らかにした。

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　違法なカジノと言っても、パチンコだってほとんど違法みたいな特殊景品の売買で現金を賭けているようなものだしなあお気の毒に・・・と一瞬思いましたが、彼らの賭け方は1回100万円単位とか数十万円も賭けていたという報道ですから、これはもう完全にアウト。引退までは無いにしても、リオ五輪は仕方がありません。

　このところ、巨人選手の野球賭博にしても、賭博をやる店の関係者がいくばくかの金でも貰ってマスコミにペラペラ喋る事で公になるケースが多いように感じます。違法な賭博をやる側が悪いのは当然なのですけど、いわゆるチンピラがマスコミに金貰ってペラペラ喋ることでかたぎの客が下手すりゃ再起不能なほどの損害を蒙るのって何か変な違和感もある。

　いわゆるやくざものの映画とかなら、昔はかたぎに迷惑はかけないとか客には迷惑はかけないなんて「仁義」があったように思えるのですが、今では逆に世間にばらすぞと金を脅し取るんでしょうかね。本当に心底酷い世の中になったもんだと思います。

　まあ、そんな危ない連中に関わらないのが一番ということですけど。