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消費増税法案、衆院可決

2012-06-27 | ニュース

 26日、消費増税法案が衆議院で可決された。連日ニュースを騒がせた民主党の造反は、57票であった。つまり、3党合意が成っていなければ可決することが出来なかったという事なのだ。

 3党合意が無ければ、党首・政府が「政治生命を賭ける」と言い切っていながら、絶対多数の議席を持つ衆議院ですらいつまでも採決する事は出来ずに時間だけが過ぎていくという醜態を晒していたのです。増税法案という最重要法案と言っていいほどの法案なのに自党すらまとめきれないなんて、もはや与党どころか政党ですらない。

 思えば、この増税法案をめぐる民主党の党内議論はおかしい事だらけ。党の意見として決定する時も、年末28日というドサクサ紛れにいきなり「一任」を宣言して打ち切るという手法。この段階で多数決でちゃんと賛否を問うていないのだ。党内の意見が割れている事がハッキリ露呈しようとも、ちゃんと多数決で決めておかないからいつまでもグダグダする。

 3党合意後の最終段階でも、結局多数決を採らずに「一任」で押し切ってしまった。この党のどのあたりが「民主」党なのだろうか。

 そして、衆院採決後の動きがまたこの無責任政党の民主党らしい。党議拘束をかけながら公然と反対票を投じた議員に対して「これまで除名処分を課した事が無い」という理由で除名処分にはしない方針とか。そりゃ、こんな最重要法案でしょっちゅう造反している政党なんてありえないから当たり前のことだろ。

 今のところですが、結局造反者への処分も代表と幹事長の二人に「一任」とか。まさに無責任。造反した側も今のところは自ら離党する気は無いんだそうな。「民主党を本来の姿に戻したい」のだと。誰も自ら責任を取ろうとはしない。こんな連中がまだ1年政権を担当するのかと思うと暗澹たる思いになる。

 民主党に政権担当能力は無い。常に反対だけして屁理屈だけで生きてきた社会党と、金権と政局だけで生きてきた竹下派(田中派)が欲得だけでくっついた政党なんかには何も決められるはずがないのだ。

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