先週末の情報番組はは、2大政党の代表選について大きく伝えていました。そんな中で、自民党の総裁選出馬予定とされる数人がTV出演していた。そこで、嫌味に付け加えられるのが「政治不安を招いているのは、野党の責任も大きいがどう考えているか」という質問だ。
「決められない政治」をキャッチフレーズに。現在の政治は批判が強い。確かに、野党にもその責任の一端はあるのかもしれません。しかし、一番でありその責任の大部分を負うべきなのは与党である民主党ではないだろうか。
通常、与野党が衆参でねじれている場合には、衆参両院で話し合って妥協点を見出して政治を進めていくものなのですが、民主党は自分の意見を主張するばかり。例外は増税ぐらいなのだからどうしようもない。
その上、赤字国債法案が不成立なら国民生活に影響が大きいと、マスコミの大キャンペーンで野党にばかりプレッシャーを掛け続けて野党に妥協を迫るという手法。これで、野党にも責任があると真っ先に総裁立候補予定者に攻め立てるマスコミは正に偏向報道だ。
大体が、政権交代前に参議院で過半数を握っていた民主党は、徹底的に審議拒否戦法を採っていたが、その時にそういう手法をマスコミは批判しただろうか。批判は一応おざなりにほんの一部だった。ほとんどが「直近の民意」だの「解散しろ」だのと騒ぎ立てていただけだったのだ。今、マスコミは「直近の民意」や「解散しろ」などとは全く口にしてはいない。
安住大臣は無責任にも、赤字国債法案が通過しなかったから地方交付金が払えませんなどと、薄ら笑いを浮かべながらほざいていた。 「決められない政治」というのなら、さっさと総選挙をやって、「直近の民意」の通りに民主党が惨敗して消え去ればこんな馬鹿な政治は多少は良くなるだろう。
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