終戦記念日の中央追悼式典の、出席者の半分近くが戦後生まれとなったそうだ。世界では、今も戦いが続いているのですが、少なくとも日本では80年近く戦争がないのだからそうなっていくのも当たり前だ。それは、もちろんいいことだ。
今年は、直前までオリンピックがあったのもあるのだろうが、いわゆるマスコミによる戦争関連報道や番組が少なかったように思う。というか、年々減っている。それは、TV局が年配層向けではなく若い層に向けて番組作りをしているという面もあるのだろうし、さすがに80年近くも経つと戦後はまだ終わっていないというには無理があるというのもあるのだろう。
しかし、どんなに日本が平和国家であろうとしたところで、向こうから仕掛けられては逃げようがない。交通事故みたいな場合もある。だから、どういう風にして攻められない日本にしていくのかは、むしろ80年近くも戦争をしていないからこそ考えなければならないのではないだろうか。