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住民投票3題

2019-01-22 | ニュース

 規模の大小はありますが、住民投票が今年上半期の大きな注目を浴びることになりそうです。

 まず圧倒的に注目されるのは、まだやる予定は決まっていなのですがイギリスのEU離脱の2回目の国民投票。一度は国民投票で離脱は決定したものの、その条件交渉の結果で離脱派が分離して議会で承認を得られずに立ち往生してしまっています。このままEUとの合意案を批准しないまま離脱をすると大混乱となるのは必至ですので、再度の国民投票以外の解決策は無いのが現状。

 次は、沖縄の辺野古基地移設の県民投票。辺野古基地建設を〇か✖かで投票させるという、問題を極端に矮小化した投票だと思う。簡単に〇か✖かで決めるような問題ではないし、そもそも国の防衛に関わる問題を〇か✖かの県民投票をやっていいのかという意見もあっていいのではないだろうか。また、この問題に対する報道が辺野古基地を建設する事だけを伝えていて、その結果として普天間基地が返還されるということについて伝えなさ過ぎているのはどうなんだろう。中国の脅威についてもあまりにも伝えていないのも気になりますね。

 最後は大阪都構想への2度目の住民投票。こちらはイギリスと違って、一度は投票で拒否されたものの再投票。府知事と大阪市長はとにかく都構想を実現させたい。その政党は首長選挙ではほぼ負けないのですが、議会では過半数を占められないので住民投票の結果で議会を動かす以外にないというのが現状。府民感情としては、都構想についてはどうでもいいというのが本当のところ。都構想をやらなければならないという自然発生的な盛り上がりは無い。そんな中で統一地方選挙に向けて、住民投票をやれるかどうか自体が流動的となっている。

 いずれもどのような展開になるのか、住民投票って本当に万能なのか、いろんな意味で動いていきそうです。

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