サッカーW杯のアジア最終予選 対中国戦が行われ、日本が2対0で勝利した。内容は点差以上の差があり、楽勝と言っていいものでした。これでグループ2位と予選通過圏内をキープした。3位のチームとは勝ち点1差なのでまだまだ厳しい状況なのだが、盛り上がりや危機感はあまり感じない。というか、いくらコロナ禍とはいえ最終予選をやってるのかとすら思うほどだ。
スター選手が欧州他にすぐに出てしまい、いまいちJリーグの盛り上がりも頭打ち感がある。その上に、そのレベルから考えればあまりに緩いアジア予選。盛り上がりようがない状況があまりにも長く続いてしまったのだと私は思っている。
更に今回の最終予選では、放映権料の高騰により日本ホームの試合は中継されるものの、アウェー戦は有料配信のみとなってしまった。緩い予選でもアウェー戦では多少なりとも厳しいものがあるのだが、その面白いアウェー戦が見れないとか。これで盛り上がるわけがない。
代表戦の人気低下は、単にコロナ禍が原因ではなくそれ以前からゆっくり落ちていったものだけに結構厳しいものだなと思う。多分、次の大会で最終予選が全試合無料放送に戻ったとしても、以前の様に盛り上がれるのかは疑問だ。きっと、それは世界的なスーパースターが日本人から生まれた時になるに違いない。