白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

演劇の ちから

2014年02月16日 | その他
お芝居、演劇は時代を風刺したり、批判したり、ときには提言して、唯々諾々と平安な日常を送る人々を覚醒させるのに極めて効果的である。

演者の肉声とパフォーマンスが観客を惹きつけ、ステージと観客席を同じ空気に巻き込んでしまう。映画やテレビでは決して味わうことができない時間を共有できる。

金沢市民芸術村を起点に活躍する、演劇ユニット K-CAT の公演 「親の顔が見たい」は、いじめが原因で自殺した女子中学生の先生といじめをしたと言われた生徒の親たちのやり取りをワンステージで表現したものである。

脚本はよく練り上げてあり、舞台劇特有の度々のどんでん返しと盛り上げで、2時間弱を退屈させないで最後まで持って行くところは、フィクションに近いが面白かった。







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