白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

彫刻雑感

2017年10月10日 | アート
石を彫る魅力って何だろう?粘土を捏ねれば力も要らず、思うままに造形できる。
石は、鑿と槌を使い、ときに思わぬ箇所が力余って欠けたり、夢中になって彫っていて、取り返しのつかないところまで突き進む。軌道修正の連続、時間のロスばかりだ。

顔を彫るのは面白い。鼻が欠けて鼻筋が変わった、表情を変える。目じりを上げる、口元を彫る。その日の気分で対象は変化する。数日経って見直し手を加える。自分には一貫性が無い。



人の顔より、架空の動物の方が自由気ままに彫れて気楽だ。出来上がりは、自己主張の固まりで自分だけが満足している。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。