白山ちどりのblog

山と鳥に明け暮れる毎日

メシアンの鳥

2009年07月18日 | その他
金沢21世紀美術館の開館5周年記念展に関連したイヴェントとして、フランスの現代音楽、オリヴィエ・メシアンの「鳥のカタログ」が全曲演奏されるという。
鳥の鳴き声を五線譜に表わしピアノで演奏される、登場する鳥の種類は77種、ほとんどはヨーロッパの鳥だから我々が知っている鳥は数種にすぎない。
曲のタイトルになっている13種の鳥について解説して欲しいと主催者から依頼されて、野鳥の会石川支部から女性2人が出演することになった。
こんな機会でもなければ難解なメシアンを聴くことも無いだろうと思い、円形ホールの片隅で7曲目まで聴いてきた。
ピアノの生演奏は迫力があり、タイトルになっていないが、鳥の中にはミソサザイ、イソヒヨドリ、ヨーロッパコマドリ、ズアオホオジロが入っていて、よく聴くと鳴き声の特徴がピアノ曲にアレンジされているのが分かってきた。


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