ちょっと遅くなったが、今月の「ぴっかぴかコミックス」を取り上げてみる。今回の藤子作品は、「ドラえもん」第10巻と、「怪物くん」第3巻の2冊。
「ドラえもん」は、「ロボットねん土」「本物ライト」「空気ブロックせいぞう機」の3話が単行本初収録。「空気ブロック~」は、なぜか帯番組時代初期にアニメ化されて、DVD「ドラえもんコレクション」第4巻(レンタルビデオでは7巻)にも収録されているので、アニメで知っていたが、初めて原作を読んだという人も結構いるのではないだろうか。
しかし、個人的には初収録作品よりも、「幸せのお星様」初出版が興味深かった。てんコミ収録版より2ページ少ないが、てんコミでは単にコマが足されているだけではなく、細かい部分で色々と手が加えられており、2種類のバージョンを見比べると、実に面白い。特に、初出版では最後のコマにドラえもんがいなかったと分かったのが、今回最大の収穫だろうか。
こう言った単行本収録時の描き足し例を見てしまうと、いずれは「ドラえもん」全作品の初出版を集めて単行本と比べてみたいと、改めて思ってしまう。未収録作品だけでも全部集めるのに数年かかったので、全作品となるとどれくらいの時間と費用がかかるか、考えただけでも恐ろしいが、いつか挑戦したい。
「怪物くん」は、引き続きソノシートからカラーの初単行本化作品あり。やはり、旧作時代の絵をカラーで見られるのは嬉しい。他にも「怪物三人息子」「プラモ怪物いろいろあります」「モクモク怪物とドラキュラじいさん」などのリメイク作品は、カラコミの1,2巻には収録されていない。これらがカラコミの3巻に収録されていたのだろうか。私は、「ドラえもん」「怪物くん」ともに、カラーコミックスは未だに最終巻を手に入れていないのだ。巻数が進むほどに部数が減っているのか、古書店でも全然見つからない。この2冊さえ手に入れば、カラコミの藤子作品は全巻揃うので、はやく欲しいものだ。
と、今月も見所が多かったぴっかぴかコミックスだが、来月の藤子作品は「ドラえもん」11巻の一冊のみ。A作品はないし、ドラ以外のF作品もない。手塚作品がまた途切れたのも気になる。今後の展開がどうなるか、ちょっと不安になってしまう。9月以降で、アッと言うようなラインナップを発表して欲しいものだ。
「ドラえもん」は、「ロボットねん土」「本物ライト」「空気ブロックせいぞう機」の3話が単行本初収録。「空気ブロック~」は、なぜか帯番組時代初期にアニメ化されて、DVD「ドラえもんコレクション」第4巻(レンタルビデオでは7巻)にも収録されているので、アニメで知っていたが、初めて原作を読んだという人も結構いるのではないだろうか。
しかし、個人的には初収録作品よりも、「幸せのお星様」初出版が興味深かった。てんコミ収録版より2ページ少ないが、てんコミでは単にコマが足されているだけではなく、細かい部分で色々と手が加えられており、2種類のバージョンを見比べると、実に面白い。特に、初出版では最後のコマにドラえもんがいなかったと分かったのが、今回最大の収穫だろうか。
こう言った単行本収録時の描き足し例を見てしまうと、いずれは「ドラえもん」全作品の初出版を集めて単行本と比べてみたいと、改めて思ってしまう。未収録作品だけでも全部集めるのに数年かかったので、全作品となるとどれくらいの時間と費用がかかるか、考えただけでも恐ろしいが、いつか挑戦したい。
「怪物くん」は、引き続きソノシートからカラーの初単行本化作品あり。やはり、旧作時代の絵をカラーで見られるのは嬉しい。他にも「怪物三人息子」「プラモ怪物いろいろあります」「モクモク怪物とドラキュラじいさん」などのリメイク作品は、カラコミの1,2巻には収録されていない。これらがカラコミの3巻に収録されていたのだろうか。私は、「ドラえもん」「怪物くん」ともに、カラーコミックスは未だに最終巻を手に入れていないのだ。巻数が進むほどに部数が減っているのか、古書店でも全然見つからない。この2冊さえ手に入れば、カラコミの藤子作品は全巻揃うので、はやく欲しいものだ。
と、今月も見所が多かったぴっかぴかコミックスだが、来月の藤子作品は「ドラえもん」11巻の一冊のみ。A作品はないし、ドラ以外のF作品もない。手塚作品がまた途切れたのも気になる。今後の展開がどうなるか、ちょっと不安になってしまう。9月以降で、アッと言うようなラインナップを発表して欲しいものだ。