「ニニンがシノブ伝」はCBCが最速

　一昨日の「ああ　いいな！」ショックの後、気を持ち直すために昔のテレビ版ドラソングを続けて聴いていた。「ドラえもんのうた」「ぼくドラえもん」「青い空はポケットさ」「まる顔のうた」などなど。どれもこれもいい曲だ。もう、毎週楽しみに「ドラえもん」の放送を待っていたあの頃には戻れないのだなあ。
　さて、この件にばかりこだわると、更に気持ちが沈むので、話題を変える。
　７月から、またテレビアニメの新番組が何本か始まるが、気になっていた「ニニンがシノブ伝」の放映局＆放映開始日が、数日前にようやく発表された。「光と水のダフネ」の後番組で、「ダフネ」同様に東海地方のCBCが最速放送となる。Ｕ局系アニメ（東海と関西ではTBS系での放送だが）が、名古屋で一番はやく放送されることは少ないし、期待している作品なので嬉しい。
　そもそも、古賀亮一作品との出会いは、今は亡き「カラフルBEE」で連載されていた「ゲノム」だった。独特の脱力感を持ったギャグが妙にツボにはまり、気が付いたら「ゲノム」１～４巻、「シノブ伝」１～２巻、「忠犬ディディー」と、単行本を全部買っていた。「カラフルBEE」で読んでいた頃は、まさかテレビで動く古賀キャラが観られる日が来るとは思わなかった。何が起こるか分からないものだ。
　そんな、独特の「間」を持つ作品を、昨年私のツボにはまった「住めば都のコスモス荘　すっとこ大戦ドッコイダー」のスタッフがアニメ化するのだから、期待せずにはいられない。あのスタッフがあの原作をどう料理するのか、今から非常に楽しみだ。そして、そのアニメ版が、私の住む地域で一番に観られると言うことで、二重に嬉しい。
　また、アニメも楽しみだが、合わせて発売になるドラマCDも、かなり気になる。「シノブ伝」に加えて「ゲノム」や「チョコんとチロルちゃん！」のキャラまで登場するとは。声優も豪華だし、ぜひ聴かなければ。
　ともかく、７月からは毎週水曜深夜は「ギャラクシーエンジェル」「ニニンがシノブ伝」の２本でにぎやかな夜になりそうだ。この２作の時間が重なるようなことにならなければいいのだが。