早いもので、今年の終わりまで一週間を切ってしまった。
そんな年の瀬に「チャージマン研!」の感想を書いている自分は、ちょっとどうなのかと考えてしまう今日この頃。
できればAT-Xの年内放映分は今年中に感想をブログにUPしたいが、この分だと大晦日に「研」の感想を書く事にもなりかねないな。
・第9話「ジュラルモンス 登場!」
ジュラル製ロボット第一弾の登場。
ジュラル星人が作ったにしては結構強いが、それでも研の手ににかかっては一瞬でやられてしまうあたりが哀しい。「登場!」と銘打たれた回で、さっさと退場してしまうとは。
研が、光のないはずの夜に普通に変装している点については、突っ込むまでもないか。このような基本設定の無視は、本作ではよくある事だ。
ところで、研たちがニュースを見ていたテレビの本体に「NEWS」と書かれているが、この作品世界ではニュース専用のテレビが開発されているのだろうか。家中に、色々なジャンル専用のテレビが何台もあったら鬱陶しいだろうなあ。
・第10話「バリカン大暴れ!」
かつてのヒーローアニメにはマスコット役のロボットがよく登場していたが、本作のバリカンもそのような位置づけなのだろう。ただし、バリカンは可愛くないし、声もおっさん臭くてどうもマスコットらしくない。
そんな微妙な位置づけにいるバリカンが、いよいよ活躍する回が巡ってきた…かと思いきや、「これで終わり?」と呆気にとられてしまうほどにあっさりした「活躍」だ。サブタイトルに偽りありと言わざるを得ない。
最後に「今日の殊勲はバリカンだな」などとフォローを入れているのも、いかにも無理矢理と言う感じだ。
本話ではバリカンよりもむしろ、自ら少女に化けて研を誘いだした魔王の印象が強い。
この魔王、悪の親玉にしては結構精力的に活動している(手下は一山いくらの雑魚ジュラル星人しかいないから、仕方がないのかも知れないが)が、女の子に化けるくらいは他のジュラル星人でも出来るのに、わざわざ自分で前線に出てくる姿勢には感動すら覚えてしまう。
・第11話「地球を守れ!」
研が地球滅亡の危機を救う、非常にスケールの大きなエピソード。
しかも、普段と違ってジュラルの魔王と一時的に手を組む展開となっており、「これはいつもと一味違うぞ」と期待させられる導入だ。テレビ電話に唐突に現れる魔王様がイカす。
しかし、ジュラルの使っていたパスカル光線の珍妙な効果音のせいで、肝心のアイアン星回避作戦に全然緊張感がない。なんだ、あの変な音は。どうも、呑気に「えっさ、ほいさ」と言った感じで岩を引っ張っているようにしか見えない。地球の存亡をかけた作戦のはずなんだがなあ。
それにしても、地球側の開発した「ガリバー光線」は日本テレビ版「ドラえもん」でのスモールライトの名前だったはずだが、本作の前年に放映された旧ドラを観て名前を拝借したのだろうか。
・第12話「野菜サラダが 食べられない」
変な話が多いこの作品の中でも、特に脈絡のない意味不明の展開だった。キャロンの体操は何の意味があったのか。
「パパも行こう」と、パパまでがスカイロッド号に乗り込んでコンビナート異変の調査を行う展開には新味があったが、結局パパは何の役にも立っていない。なぜパパを同行させたのか、脚本家に聞いてみたいものだ。パパがスリルを味わってみたかっただけなのか?
とりあえず、ニュースのアナウンサーは「原因は不明ですが」とか「想像で」とか、あまりに根拠のない適当な事を言うのは止めた方がいいと思う。と、書きつつ、他の話でも同じ調子でいい加減なニュースを流している事はわかっているのだが(例:「闇夜に消えた大仏」)。
そんな年の瀬に「チャージマン研!」の感想を書いている自分は、ちょっとどうなのかと考えてしまう今日この頃。
できればAT-Xの年内放映分は今年中に感想をブログにUPしたいが、この分だと大晦日に「研」の感想を書く事にもなりかねないな。
・第9話「ジュラルモンス 登場!」
ジュラル製ロボット第一弾の登場。
ジュラル星人が作ったにしては結構強いが、それでも研の手ににかかっては一瞬でやられてしまうあたりが哀しい。「登場!」と銘打たれた回で、さっさと退場してしまうとは。
研が、光のないはずの夜に普通に変装している点については、突っ込むまでもないか。このような基本設定の無視は、本作ではよくある事だ。
ところで、研たちがニュースを見ていたテレビの本体に「NEWS」と書かれているが、この作品世界ではニュース専用のテレビが開発されているのだろうか。家中に、色々なジャンル専用のテレビが何台もあったら鬱陶しいだろうなあ。
・第10話「バリカン大暴れ!」
かつてのヒーローアニメにはマスコット役のロボットがよく登場していたが、本作のバリカンもそのような位置づけなのだろう。ただし、バリカンは可愛くないし、声もおっさん臭くてどうもマスコットらしくない。
そんな微妙な位置づけにいるバリカンが、いよいよ活躍する回が巡ってきた…かと思いきや、「これで終わり?」と呆気にとられてしまうほどにあっさりした「活躍」だ。サブタイトルに偽りありと言わざるを得ない。
最後に「今日の殊勲はバリカンだな」などとフォローを入れているのも、いかにも無理矢理と言う感じだ。
本話ではバリカンよりもむしろ、自ら少女に化けて研を誘いだした魔王の印象が強い。
この魔王、悪の親玉にしては結構精力的に活動している(手下は一山いくらの雑魚ジュラル星人しかいないから、仕方がないのかも知れないが)が、女の子に化けるくらいは他のジュラル星人でも出来るのに、わざわざ自分で前線に出てくる姿勢には感動すら覚えてしまう。
・第11話「地球を守れ!」
研が地球滅亡の危機を救う、非常にスケールの大きなエピソード。
しかも、普段と違ってジュラルの魔王と一時的に手を組む展開となっており、「これはいつもと一味違うぞ」と期待させられる導入だ。テレビ電話に唐突に現れる魔王様がイカす。
しかし、ジュラルの使っていたパスカル光線の珍妙な効果音のせいで、肝心のアイアン星回避作戦に全然緊張感がない。なんだ、あの変な音は。どうも、呑気に「えっさ、ほいさ」と言った感じで岩を引っ張っているようにしか見えない。地球の存亡をかけた作戦のはずなんだがなあ。
それにしても、地球側の開発した「ガリバー光線」は日本テレビ版「ドラえもん」でのスモールライトの名前だったはずだが、本作の前年に放映された旧ドラを観て名前を拝借したのだろうか。
・第12話「野菜サラダが 食べられない」
変な話が多いこの作品の中でも、特に脈絡のない意味不明の展開だった。キャロンの体操は何の意味があったのか。
「パパも行こう」と、パパまでがスカイロッド号に乗り込んでコンビナート異変の調査を行う展開には新味があったが、結局パパは何の役にも立っていない。なぜパパを同行させたのか、脚本家に聞いてみたいものだ。パパがスリルを味わってみたかっただけなのか?
とりあえず、ニュースのアナウンサーは「原因は不明ですが」とか「想像で」とか、あまりに根拠のない適当な事を言うのは止めた方がいいと思う。と、書きつつ、他の話でも同じ調子でいい加減なニュースを流している事はわかっているのだが(例:「闇夜に消えた大仏」)。