はとちゃんクラブ

コンパニオンピジョンの会の会報誌

はとちゃんの闘病記(2)

2007-06-22 10:41:27 | Weblog
心配をしながら、翌日先生に診てもらいに行きました。
先生はかごの中のはとちゃんに手をさしのべました。
はとちゃんは震えながら先生の手をつつくまねをしました。

「攻撃する気持ちがあるのでだいじょうぶだとおもいます。
じつは縫ったところ以外にくちばしによる深い刺し傷がありました。
そこは治療が出来ないので心配をしていました。
縫ったところも乾いてきているので、命は大丈夫でしょう。
ただし翼を羽ばたく筋肉がやられているかもしれません。
1週間ほど様子を見てください。」

家に帰ってきて、わたしははとちゃんに言いました。
「はとちゃん良かったね、命はたすかっよ。
けがが治るまでふたりでがんばっていこうね。」
冬の日差しが窓からさしこんでいたせいか、はとちゃんが
すこし明るく輝いて見えました。
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