はとちゃんは、いつもしていたように
私の肩に乗ってきません。
棚の上にいる、はとちゃんを見上げても
いつものように「なに、なに、なに?」
という反応がありません。
そこで最終手段です。
「はとちゃん、はとちゃん、はとちゃん」
と言いながら、手のひらで肩をたたきます。
はとちゃんは、やっと
「なあに?」と私を見ています。
よっこらしょ、言う感じで
肩の上に、飛び降りてきました。
しかし、わたしの頬をつついたり
後ろ髪に、頭をもぐらせたりはしません。
「はとちゃん、まだ、ぼうっとしている
みたいだね。そりゃそうだよね。
たいへんだったんだから」
はとちゃんは、肩から飛んで行ってしまいました。
私の肩に乗ってきません。
棚の上にいる、はとちゃんを見上げても
いつものように「なに、なに、なに?」
という反応がありません。
そこで最終手段です。
「はとちゃん、はとちゃん、はとちゃん」
と言いながら、手のひらで肩をたたきます。
はとちゃんは、やっと
「なあに?」と私を見ています。
よっこらしょ、言う感じで
肩の上に、飛び降りてきました。
しかし、わたしの頬をつついたり
後ろ髪に、頭をもぐらせたりはしません。
「はとちゃん、まだ、ぼうっとしている
みたいだね。そりゃそうだよね。
たいへんだったんだから」
はとちゃんは、肩から飛んで行ってしまいました。