はとちゃんクラブ

コンパニオンピジョンの会の会報誌

「私の、はみがきを、ねらっている、はとちゃん」

2015-03-25 10:19:48 | Weblog
私が、洗面所で、はみがきをしていると
すぐに、肩の上に、飛んできます。

最初は、様子を見ていますが
そのうちに、肩から腕のほうに
おりてきて、私の口のまわりに
できた、泡を食べようとします。

以前は、何回か、つつかせて
食べさせたことがありました。
あまくて、おいしそうでした。

しかし、からだに悪そうなので
やめることにしました。

はとちゃんは、いちど、覚えた
味を忘れていません。

「はとちゃん、だめ、だめ、だめ
からだに悪いから。」
と、いっても、ききません。

そこで、私の、からだをかがめると
はとちゃんのくちばしが、とどかなくなります。

はとちゃんは、あきらめません。
なんどかやっているうちに、
はとちゃんは、鏡の下の
小さな、物入れに、入ってしまいました。

さあ、大変です。
「でられないよう。」とばかりに
「ぐうぐ、ぐうぐ。」なきました。

はみがきを、そうそうに、終わらせて
「はとちゃんを、物入れから
出してあげました。」
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