はとちゃんと、出会って丸２年

落ち着いてきて
一人でいる時間が
ふえてきました。

今日１２月１６日は、はとちゃんを
助けてから、ちょうど２年目の日です。

その日の事は、いまでも、はっきり
おぼえています。

ヨガを習った帰り道、大通りに
出たところで、ビルのエントランス
の前で、はとちゃんがカラスに
襲われていました。

カラスに上からのしかかられて
ふみつぶされそうになっていました。

「あっ、これはあぶない。
たすけなくちゃ。」
と、夢中でカラスを追い払いました。

片方の羽がひっくりかえった
状態で、羽の下のあたり（人間でいえば
脇の下あたり）を、大怪我していました。

その時の、はとちゃんの目が
印象的でした。
恐怖と絶望感がいりまじった
目をしていました。

このさきどうなるか、わからないけど
命だけは助けてあげよう。
と、思い、動物病院にかけこみました。

本当に、もう一撃加えられていたら
はとちゃんは、命を落として
いたと思います。

すべての出会いは、偶然から
始まるのでしょうけど。
私でなければ、あの場所で
あの時に、はとちゃんを
助けることは、出来なかったでしょう。

でも、こうなった以上、私が生きている
かぎり、はとちゃんのめんどうを
見ていこうと思っています。