小春日や診察待ちの疲れ顔
今日は中野市の北信総合病院での定期診察日だった。診察の度に思うことは、この病院の患者さんの多いことだ。私は真ん中ほどにいるので写真の反対側にまだまだ沢山の患者さんだった。反面、私の地元の飯山日赤病院の患者さんは減少傾向だ。飯山日赤病院は年々の人口減と医者不足が大きな原因だと思う。私は勿論、地元病院発展を望むのみですが、御医者さんの減少から中野市の北信病院へ回されて10年になる。最近飯山においでだった腎臓内科の先生がこの病院の廊下で見かけ驚いた。先生が移れば診て戴いていた患者さんはおのずと先生についてこの病院に移ってしまう。病院も施設と医者の数と質とで格差が著しい時代に入ったのだと痛感した。
雪国は日和となりぬ孫あそぶ
燦燦と雪つむ夜の深からむ
やっと診察が終了して、飯山へ帰ってくると、可愛い末孫のあーちゃんが降ったばかりの雪の中で楽しそうに遊んでいた。北信病院がある中野市の積雪は僅かに20cm位だったのに、たった15K北の飯山市の積雪は1mはある。この差はどうしてなんだと改めて考えて見ると、飯山市と木島平と中野市の堺にそびえる高社山(1351.5)を挟んでの自然現象が大きく影響しているのではないかと、素人ながら考えて来た。