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ときめきの日々を過ごしたい

初わらび

2014-05-17 13:46:06 | Weblog

立ち姿仏に見ゆる蕨かな

ただいまと仏壇に先づ初わらび

 

 俳句においては、わらびは春の季語として数多く詠われて来たと言う。雪解けを待っていたかのように野山に早く萌えだすのは、「こごみ」と「わらび」です。雪国北信州にやわらかな甘い「わらび」が顔を出すのは今の時期となる。摘み採った「わらび」は、煮蕨、蕨汁、蕨飯、おしたしにと、さまざまに味わうことが出来る。今日、家内は生まれ在所にそろそろ「わらび」が顔を出す頃と思ったか、孫達を伴って「初わらび」採りに出かけた。山菜採りが初めての孫達は喜び勇んで山をころがるようにしてわらび採りに夢中だったと、家内からの報告だった。写真のように初わらびとしては青々と太いわらびが採れた。今夜の夕餉は「わらびのおしたし」とのことだ。家内の生まれ育った在所は高い山ですので、ここで採れるわらびはノリがあってやわらかい。今晩の夕餉は楽しみである。