本日は最終日。
昨日ヘッドライトの球が切れたので、日暮れまでに帰りつかないとまずい。
寄り道せずに、真っすぐ帰ります。
でも朝飯はどこか道の途中で食べます。
川沿いの見晴らしの良い所を見つけました。
寄り道はしないと心に決めていたので、瀞峡の看板も見て見ぬふりをして通り過ぎたのですが・・・
このまま帰ると16時過ぎには家に着く、日暮れは18時半まで大丈夫か・・・
などと考え始めたところに「玉置神社」の看板が目に飛び込んできました。
反射的に曲がってしまう。。。
位置関係は、遠回りではあるが戻ってはいない、ということは認識していましたので、まぁいいか、とそのまま進みます
玉置龍神水がありました。
水を汲んでいると、先ほど道を譲ってくれたジムニーが通っていきます。
狭い山道なので、バイクの方が圧倒的に速く、すぐに追いつくと思うのですが、何回も譲ってもらうのは心苦しいんですよね~
水を汲み終わって出発。
しばらく行くと、案の定ジムニーが、、、
溝にハマってる!!
左側の側溝にタイヤが落ちて大きく傾いています。
直感的に、自力での脱出は無理と感じましたが、何かできることがあるかもと思い、バイクを停めて助けに向かいます。
でも、勝算が無い訳ではありませんよ
そのうちアレが、、、強力な助っ人のアレが・・・
来たーーーー!!
三菱ジープ 昭和56年式!!
なんて頼もしい、ゾクゾクしますね
さっき龍神水で停まったとき、ちょっと話をしたのです。
で、ついさっき道を譲ってもらったので、来るのは分かっていたのでした
完全にタイヤが落ちていて、このまま引っ張っても上がってこないと思ったので、タイヤの前に石を積んでおきます。
ロープでつないで、引っ張る。
「バチっ!!」
ロープが切れた!!
万事休すか・・・
「私のを使いましょう」
えー!!あるんですか、、、あるんでしょうね、このクルマなら。。。
ジープのオーナーが自分のロープを出してきます。
なんて頼もしい・・・
ジープのエンジン、ひと吹かし。
頼むぞジープ・・・
「ぐぉグォーーン、ブッブッブッブ」
うおーーーー!
上がったーーーーー!!
タイヤが溝にハマったまま、ガガガガと引っ張られていく最悪の事態も想定していましたが、
一瞬のうちに上がりました。
さすがジープ!!
思わず拍手。
「カッコえーーー!!」
思わず叫んでしまう。
悪路もものともしないジムニーが動けなくなる最悪の事態、
そこに現れる、これ以上ない適合性120%の超スパルタンなクルマ、往年の三菱ジープ。
役者はそろったって感じですよね~
ジープが現れた時は、鳥肌モノでした。
一発で上がったのもよかった。
ジムニーの車体のダメージも少なくて済んだと思います。
いやぁ、よかったよかった
ジープの方、セダンのクルマの方、お疲れさまでした!!
ジムニーの方は大変でしたが、事故直後に近いタイミングでジープが来るなんて、不幸中のものすごい幸いですね!!
ツーリング最終日に、とてもいい体験をさせていただきました~