熊野古道を走る、というテーマを得たので、中辺路方面に向かいます。
地図を見ていただくと分かる通り、走行ルートは一旦左下に降りて、田辺市に戻って、右上に上がっています。
出来るだけ走っていないルートを選んでいますが、無駄が多い・・・
それでも熊野古道沿いにあると思われる「ひるね茶屋」には行って見たかったのです。
そしてこの感じ!!
自分のイメージ「ザ・熊野古道」です。
軽が一台やっと通れるくらいの幅の道をトコトコ登っていくと、昼寝王子跡に到着。
そしてその横に、ひるね茶屋。
おばあちゃんが一人で切り盛りされています。
お店なのか休憩所なのか・・・
休憩したりおにぎりを食べてったりされる方もいるとのことで、朝ご飯をここでいただくことに
絶景です
こんないい所はそうそうないですね。
遠く海まで、昨日溶岩岩脈の前にあった神島(かしまと読むらしい)まで見えます
とはいえ、住むといろいろ大変みたい。
先ほど通ってきた道沿いにある家は、石垣が緩くなったりして、土砂崩れが起きているそうで、
土砂崩れを治すためにダンプが入り、その重みでまた道路が崩れるとか、悪循環が続いているのだそうです
この茶屋の前の銀杏の木も、夏は木陰になって良かったそうなのですが、台風で倒れたり、石垣を痛めたりするので切ってしまったそうです。。。
やはり、たまに来るだけでは分からない事情があるんですね。。。
そこから先はダートになっています。
捻木の杉は、庵賃を追ってきた清姫が、庵賃が田辺の橋を渡っているのを見て身をよじって悔しがったところ、杉の木も捻じ曲げてしまった、との言い伝えのある木です。
絶景が広がっています。
そういえば、来る途中に清姫の墓があったはずなのですが、立ち寄るのを忘れていました。。。
潮見峠越え
人里に降りてきました。
高原霧の里休憩所です。
外国人の方がたくさん居ました。
旅人がみんな夏ミカンを食べているのを見て、名物なのかと思って買ってみました。
皮をむくのが大変。。。
そういえば、昔三重県側の熊野古道を歩いた時、飲み物を持たずに行ってしまって途中でのどが渇いてフラフラになった時のこと。
木に残っていた季節外れのスカスカの八朔?を食べて、水分はほとんどなかったのに、かなり復活したのを思い出しました。
なにか体力を回復する成分が含まれているのかもしれませんね
この先の「山の上の小さな洋菓子店meguru」がいい感じなのですが、昼前だし、オッサン一人で入れる雰囲気でも無さそうなので、断念。
つづく