はるにわ日記

古民家再生の記録、薪ストーブ、子供との戯れ、大好きなバイクと英国旧車のこと、サッカー、カフェ。徒然なるままに・・・・。

エコ?

2007年11月19日 01時19分01秒 | 古民家再生
先日薪ストーブが地球にやさしいかどうか?について書いたのですが、今日もう一度考えてみました。

前々からどうも腑に落ちないでいることです。

前回は長い目で見ると化石燃料を使わないからいいんだ、とういう結論に達したのですが、本当にそうでしょうか・・・・・・?

今日薪屋さんが薪を届けにきたときに聞いてみました。結果は以下のとおり。
・木を切った後切り株から芽が出てくるので、森林は再生する。
・今日持ってきた薪は40~50年前に植えられたもの。
・このペースで行くと、いつか薪が供給できなくなる

えー!!? です。

どういうことか考えて見ましょう。

木は最終的には枯れて分解され、いずれはCo2を放出します。今それを薪として燃やすことはその時期を早めるだけです。

一方、地下深くの本来地表に出ることの無い化石燃料を掘り出して燃やすと、地表面のCo2は純増します。

つまり化石燃料を使用しないということは、温暖化に影響する地表のCo2の量を増やさないことにあります。

確かに、長い目で見れば一理あります。では短期で見るとどうでしょうか。

どちらも固定されていたCo2を放出するので、効果としては同じに見えます、が・・・・でも大きな違いがあります。

木はそのままにしておけばCo2を吸ってくれるのです。それを切り倒して燃やしているのが薪ストーブ・・・・。 50年間木が溜め込んだCo2を一気に排出している。

化石燃料を使用しても、木がその分のCo2を全部吸ってくれたらここまで問題にはなりません。

ということは、短期では化石燃料の方が有利(燃やす量が同じなら)ということになります。

やはりそうでしたか・・・。薪ストーブはエコだ、と言われてどうも引っかかっていたのが、やっと判明しましたと

そして今度問題になるのが使用量です。

少々長くなりすぎたので、続きは明日!!