銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

冬もものかわ

2013-11-13 07:02:30 | 日記
日課の早朝散歩が単なる買出しに変わりつつある。エコずだ袋に投げ込むのは決まって8枚切りの食パン、ポテトサラダ、溶ろけるチーズ。切れそうになればコーヒー粉と紙フィルターが追加。もとの鉄道線に沿ってバス基地の横を抜けていくと、上空には星がまだひとつやふたつ見える

さらばアナログ

2013-11-12 07:07:25 | 日記
第三皇子から聞いたのだが、MDが製造中止になったんだそうな。あれ無しでは耳コピが出来ない。MDにはDIVIDE機能があって聞きたい箇所を何度もリピートできる。これはプロのJAZZピアニストがその修行時代に教えてくれたやり方。ウチのプレイヤーはまだまだ元気だし、売れ残りを仕込んで冬に備えるとするか

無伴奏ヴァイオリンのパルティータ ホ長調 BWV.1006 (1720)

2013-11-11 07:24:03 | 日記
今から20年前のこと、ビルスマ盤でチェロ組曲を聴き終え、興味はヴァイオリンに移っていった。友人宅で強い印象を受けたシギスヴァルト・クイケンの旧盤。ジャケットにも写っている彼の愛器ジョヴァンニ・グランチーノ、その音色といったら!全6曲の最後を飾るイタリアの風、冒頭プレルーディオのバリオラージュで私たちはフリーフォールを味わうことが出来る。'98年、クイケン氏とその一座は水戸にやって来て素晴らしいブランデンブルク・コンチェルトを聴かせてくれた。水戸芸術館の庭で氏と氏の奥さん、氏のお兄さん達と握手を交わしサインをねだった。その筆跡は私のヴィオラ・ケースに残っている

ダメA型

2013-11-10 13:42:01 | 日記
ソーカル・ラグのパート譜が昨日、今日でなんとか出来上がった。最初はTab譜付きのスコアになる予定だったが、それがTab抜きになり(一部の表記に留まっている)パートに分かれてしまいとどんどん局部的なものになっってしまったのは、ひとえに空間恐怖症のせいである。このままだと譜を書くこと自体がダメになりそうだったので、慌てて建て直しを図った次第。せこい性格というかなんというか

偶然な機会に

2013-11-09 17:52:59 | 日記
 GILGAMESH / (Same) 1975

いつの頃からか第一皇子とオシクラマンジュウをしてる。テキの知らない音源で相手を悔しがらせるゲーム。年齢から来る当然のアドヴァンテージで、これまでBeatles→PFM→Hatfieldsと一方的な勝利を収めていた父も、年齢のほぼ半分を経過した現在、戦局は明らかに違ったものとなっている。此度もまた自軍の奥深く攻め込まれてしまった。大勢を占めるデイヴ・スチュアート派に対し(勿論息子もここに属している)マイナーなアラン・ガウエン派を名乗って憚らない自分が、なんでこれを先に買わなかったのか!
英国カンタベリーミュージックはJAZZロックのいち形態でもあるが、何を以ってJAZZを標榜するかいまひとつ理解が叶わなかった。その回答が少し見えた、これはピアノ・トリオ(ギター付きの)と言っていいのかもしれない

赤塚駅に・・・を見た

2013-11-08 12:37:55 | 日記
車で来る同僚と石岡で待ち合わせということで、JR常磐線赤塚9:08分発の土浦行普通列車を3番ホームで待っていた。アナウンスがあり上り方向から2番線に入ってきたのは、EF81に牽引された「北斗星」。つい二日前に廃止の報が流れたばかりの、人気寝台特急いわゆるブルートレインである

気合の一撃

2013-11-07 07:04:06 | 日記
早めのテンポさえ除けば始終穏やかな曲調のソーカル・ラグだが、途中EmからD7 に行ってクライマックスというその直前に、たった一つなのだがエラく気迫のこもった音がある。高いレの音、1弦の開放をアポヤンドでと推測しているのだが本当のとこは判りません。まあ、こっちのパートじゃないし・・・

〆切り

2013-11-06 07:36:46 | 日記
そーかる・らぐセッションが一ヶ月先に迫ってきた。譜面が未だ不確定、じゃ困るので、もうこんだけの音数を出す!と決まりを付けた。変な話だが、参考譜にある自分で聞き取れなかった音が耳で確認すると、それに釣られる様にまた別の音どもがごそっと出てくる。聴音てアナログの筈だけど?そんなこと自問してるとそのうちノイズまで採り出しかねないので、ここらで

外は雨

2013-11-04 08:45:56 | 日記
やってみたらローポジションのセーハがすごく楽だってことに気づいて、本務器を Takamine から YAMAHA に変更。暫くはこの4号機に慣れるのに専念します。ひさしぶりに Youngbloods 『Ride the Wind』 を聴く朝

前奏曲 ハ短調 BWV.999

2013-11-03 07:14:04 | 日記
暇なので宝積寺へ。那珂川沿いに茂木の北をかすめ、烏山と距離をおきつつ65キロ。ミート&ギターショップこしみずの店内はガイジンがレコードを漁ってる以外は人影の見えない昼下がり、ゆっくりたっぷり'69年製のYAMAHA FG-140を試奏。必要なものしか付いてないギター、三連のペグが好き。FG-75に比べて踏み込めるというか、レスポンスがいいというか?結婚記念日だし、買ってもいいよね・・・

前奏曲、フーガとアレグロ 変ホ長調 BWV.998

2013-11-02 07:22:09 | 日記
1735年作説と、1740~45年作説がある。「リュートまたはチェンバロのための」とあるが、ここでのリュートは弦をガットに変えたリュ-ト・チェンバロ(ラウテンヴェルク)を指していると思われる。人生の秋を迎えたバッハが辿り着いた自由な境地。(祝無断転載)

ホ短調組曲の補遺

2013-11-01 07:14:35 | 日記
「ブラックバード」はビートルズのホワイトアルバムに収録されているギターの弾き語りだが、ポール・マッカートニーはあれをバッハのリュート組曲に触発されて書いたという。5曲目に来る有名なブレの事かと思ったが、どうも終曲のジグらしい。原曲は八分の十二拍子で一小節がやたらと長く、その分、小節数は全部で20と極めて少ない。前半と後半それぞれ10小節ずつの幾何学的な構成。見事な対位法の傍ら、泣かせるフォーキーな節回しもある