ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

畑にタクシーが・・・!

2007年02月12日 | とんでもない!
 わが町は、緑豊かな田園都市とうたわれている。その南部の農地の真ん中、畑の中に、何も無かったかの様に「タクシー」が向こう向きで止まっていた。

 一昨日の朝、東大寺二月堂への「竹送り」行事に参加したおり、早朝に竹を掘り出しに竹林の山に入ろうと、みんなで府道沿いを歩いていて、「何だろう!」と不思議に思ったので、携帯電話のカメラで一枚撮影したのが、この写真である。

 ちょうど府道、生駒井手線と呼ばれる幹線道路の普賢寺・多々羅地区の一角、生駒方面の山側から勾配のある下り坂道となっていて、しかも下り車線は大きくカーブしているところで、狭い歩道と田畑の間には鉄製のポールのガードレールの柵がも設置されているが、その柵が大きく田畑側に折れていて、10メートルほど先にタクシーがダイブしたものと思われた。

 タクシーの車体はトヨタクラウンと思われる黒い自動車だったが、前部のバンパーとフロントボディーが少々破損しているのが見受けられたが、段差も2メートルほどあるところを跳んだと思われるが、大破は免れて畑に道路と直角に着地した様子であった。

 私達が竹を切り出して帰る約一時間後には、パトカーがタクシー会社の関係者と思われる人と共に、現場確認にやってきた感じで、数人が調査のために降りて来られていて、やはり事故は一昨日の夜に発生したものと思われた。

 この事故は、何とも奇跡的な事故だと思われるのだが、運転手の怪我や容態までは聴く由もなかったが、たぶん怪我をされていたとしても自動車の損傷の軽さから見て、たいした怪我ではなかったのではと思われる見事な着地の姿で畑に居座った形だった。

 しかし、想像するにタクシーは乗客を乗せていたかどうかも定かではないが、
慣れぬ夜道を相当のスピードで深夜に走っていて、下り坂とカーブを曲がりきれずにジャンプして、鉄柵を突き破って畑に不時着したものと考える以外に想像がつかない状態だった。

 昨今は飲酒や酒酔運転は厳しいご時勢だし、まさかタクシードライバーが酒酔い運転するわけはないと思われるので、たぶん深夜の勤務で疲れか何かでウトウト居眠り運転をしていたのではないかと思われる。

 とにかく真相は全く謎なのだが、事故は事故でも、こんなに見事にジャンプしているのに、ほとんど事故車だと気づかないほどの姿で畑にタクシーが止まっているといった感じに、改めて仰天したのである。

 よっぽど運のいい運転手で、しかも眠っていたためにあらぬハンドルやブレーキでの回避をしなかった分、幸いしたのかも知れないと思う様な結果に、さぞ関係者も驚きと共に、運転者の幸運に感謝したことだろう。

 こんな奇跡的な単独事故は起こそうにも起きない「万が一」のケースであるので、十分、ドライバーの皆さん、安全運転には気をつけましょう!
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