台風9号が気象庁で日本に接近した台風を観測して以来、初めてというコースで北陸の福井県に初めて上陸して、何と「熱帯性低気圧」となって、中部から関東圏に大いに雨を降らせて、多くの被害を残して太平洋上へと東進している。
「温帯性低気圧」ではなく、日本も今年は間違いなく「熱帯」と同様の暑さがつづいているので、台風も勢力が弱まっても「熱帯性低気圧」にしかならないのだろうか、ともかく「暑さ」は、ちょっと中休みで「台風一過」の気候で少しは猛暑が和らいだのか、窓の外では「秋の虫たち」が鳴きだしている。
しかし、明日は「九月九日」の「重陽の節句」とやらで、今日は「白露」という暦の上での「秋が本格的になり、草葉に露が白く見えるようになる」という日なのだが、全く「秋の気配」は、今日だけで明日からは「台風一過」の温かい空気が戻ってきて、再び「熱帯夜」が続くという。
ところで、わが町「京田辺」の先日の日本一の暑さの報道のもととなった京田辺市内にある「アメダス」が、なんと手入れが悪くて、たくさんのツタや草木に覆われていて、結局風通しが悪くなっていたらしく、実際の気温とは違う「蒸し暑さ」になっていたと思われるという報道が今朝の新聞各紙に掲載されていて、とんだ「誤報」もしくは「お笑い沙汰」となる可能性が出てきたというのである。
私たち京田辺市民にとっても、「寝耳に水」といった感じの全国最高気温、しかも九月の気温としては記録的と言われた、摂氏39.9度という水銀柱の気温が「がさネタ」だったということになるのかも知れないので、全く恥ずかしいやら呆れるやら、本当に「暑さ」で可笑しくなったのだったら、いざしらず人為的なミスか手入れしなかったための「最高気温」だったらしい。
ともかく今日一日、雨と風をもたらしてくれた「台風9号」については、我々の地域は何の被害もなく、かえって「台風のお陰」で、少し涼しく、雨にも恵まれてほっとした感じなのだが、被害に合われた地域の皆さんには申し訳ないが、ちょっと一息つくことができました。
明日の「重陽の節句」は、古代中国の陰陽五行思想から来ているもので、奇数が陽数とされて、9の奇数、つまり陽が重なって重陽、陽の最大値である9が並ぶ明日は、重九と呼ばれ、めでたい日とされ、日本では平安時代からは、「観菊の宴」として、杯に菊の花を浮かべた酒で長寿を願うという慣わしがある。
また「重陽の節句」には、「着せ綿」という風習があり、前日八日の夕べに菊の花に綿を被せておくと、朝露に濡れた綿に菊の香が移り、その綿で体を拭うと「若返る」といわれている。
紫式部も藤原道長の妻に綿を贈り、感激した歌を詠んだという。
菊の露 わかゆばかりに
袖ふれて 花のあるじに
千代はゆずらむ (紫式部日記)
旧暦の9月9日は、菊の旬だが、新暦では残暑の真っ最中、特に今年は全く暑すぎる「台風一過」と「地球温暖化」のダブルパンチで、暑さが続く。いつになったら秋が来るの?
「温帯性低気圧」ではなく、日本も今年は間違いなく「熱帯」と同様の暑さがつづいているので、台風も勢力が弱まっても「熱帯性低気圧」にしかならないのだろうか、ともかく「暑さ」は、ちょっと中休みで「台風一過」の気候で少しは猛暑が和らいだのか、窓の外では「秋の虫たち」が鳴きだしている。
しかし、明日は「九月九日」の「重陽の節句」とやらで、今日は「白露」という暦の上での「秋が本格的になり、草葉に露が白く見えるようになる」という日なのだが、全く「秋の気配」は、今日だけで明日からは「台風一過」の温かい空気が戻ってきて、再び「熱帯夜」が続くという。
ところで、わが町「京田辺」の先日の日本一の暑さの報道のもととなった京田辺市内にある「アメダス」が、なんと手入れが悪くて、たくさんのツタや草木に覆われていて、結局風通しが悪くなっていたらしく、実際の気温とは違う「蒸し暑さ」になっていたと思われるという報道が今朝の新聞各紙に掲載されていて、とんだ「誤報」もしくは「お笑い沙汰」となる可能性が出てきたというのである。
私たち京田辺市民にとっても、「寝耳に水」といった感じの全国最高気温、しかも九月の気温としては記録的と言われた、摂氏39.9度という水銀柱の気温が「がさネタ」だったということになるのかも知れないので、全く恥ずかしいやら呆れるやら、本当に「暑さ」で可笑しくなったのだったら、いざしらず人為的なミスか手入れしなかったための「最高気温」だったらしい。
ともかく今日一日、雨と風をもたらしてくれた「台風9号」については、我々の地域は何の被害もなく、かえって「台風のお陰」で、少し涼しく、雨にも恵まれてほっとした感じなのだが、被害に合われた地域の皆さんには申し訳ないが、ちょっと一息つくことができました。
明日の「重陽の節句」は、古代中国の陰陽五行思想から来ているもので、奇数が陽数とされて、9の奇数、つまり陽が重なって重陽、陽の最大値である9が並ぶ明日は、重九と呼ばれ、めでたい日とされ、日本では平安時代からは、「観菊の宴」として、杯に菊の花を浮かべた酒で長寿を願うという慣わしがある。
また「重陽の節句」には、「着せ綿」という風習があり、前日八日の夕べに菊の花に綿を被せておくと、朝露に濡れた綿に菊の香が移り、その綿で体を拭うと「若返る」といわれている。
紫式部も藤原道長の妻に綿を贈り、感激した歌を詠んだという。
菊の露 わかゆばかりに
袖ふれて 花のあるじに
千代はゆずらむ (紫式部日記)
旧暦の9月9日は、菊の旬だが、新暦では残暑の真っ最中、特に今年は全く暑すぎる「台風一過」と「地球温暖化」のダブルパンチで、暑さが続く。いつになったら秋が来るの?
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