ガリバー通信

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期日前投票済ませました。

2013年07月16日 | 季節の話題
 京都は祇園祭の宵山ですが、先日の自分の誕生日に、早々と参議院選挙の期日前投票に妻と共に市役所へ行って、地方区と全国区の各々の一票を投じて来ました。

 今回からのインターネット選挙の解禁とやらで、スマホの世界でも各党それぞれの主張や応援が以前にもまして繰り広げられていて、それなりに参考にはなりますが、戦後の日本の政治の大半を担ってきた自由民主党が、ともかく「アベノミクス」とやらのわけのわからない造語で自信過剰気味の選挙戦を戦っている様子が窺がえて、とても結果を危惧せざるを得ません。

 京都地方区では、自民党の現職と共産、民主の新人候補がしのぎを削る戦いを展開していると新聞、テレビなどのメディアは報じていますが、日常的な選挙活動を垣間見ることは、ほとんど出来ないばかりか、候補者本人の顔を見たり、街頭での演説をたとえ運よく聴けたとしても、政党のスローガンと政策の一端を語っているに過ぎないので、あまり参考にはならないように感じました。

 自民党、公明党の与党対、民主、維新、みんな、生活、共産、社民、みどりの風などの野党という構図での選挙戦ということになっていますが、何処の党も「我が党こそは・・・」と自党の議席獲得へと有利な方便を語っているに過ぎない様子で、テレビ討論などで少しは本音が見えるものの、本来の候補者本人の人間性や心情、ましてや本心などはわかる由はありません。

 私は今回の選挙は、以前にも書きましたが、自民党、公明党の連立内閣が言う「ねじれ国会」をなくすという目標を達成させてはいけないと言う思いが一番強く、特に経済面での大手企業や高額所得者への配慮と利権を優先する自民党内閣が、憲法を改悪し国防軍を持ち、原発の存続と輸出を福島事故の反省や究明もせずに推進するという、無謀な政策の推進に「No!」を突きつけなくてはならないと思うのみです。

 1000兆円という未曾有の借金を生み出した長年の自民党政権が、何の反省も無いままに、今後の日本を牽引して突っ走ることは、まるで「火の車」が暴走するに等しい、危険きわまる事態に突入させることとなると思うのです。

 少しでも、冷静に多くの選挙民、有権者が考えて、議論のできる国会、すなわち与野党が均衡する議員数で無いと、参議院の存在価値もなくなりますし、ともかく多数は力なり、その数の論理で何が何でも推し進めるという、非民主的な強権政治が行なわれる危惧が、そこまで迫ってきているのです。

 市民による良心、子供たちや将来に大きく危険な荷物を担なわさない選択を、正直にしなくてはなりません。

 目先の利益や誰かから頼まれたからと言う安易な選択はしてはならないと思います。

 私は、グリーンジャパン、日本初の「緑の党」に全国区の票を入れました。みどりの風は、生活の党、小沢一郎と袂をわかっただけの一派ですし、共産党や社民党の既成政党には、もはや市民の代弁が出来る真摯な態度はみられません。

 東京選挙区では、無所属で原発の危険性と既成政党の矛盾を訴える「山本太郎」が、定員5名の選挙区の最後の議席を獲得すべく、大変なセンセーションを巻き起こしていますが、全国で政治を諦めない若者たちと真剣に子供たちの将来を考える母親や父親たちが動き出している現実
があり、大きな力、組織力に負けない戦いがあります。

 あと4日、参議院選挙は、大変重要かつ大切な選挙です。必ずあなたの1票を大切に投じてほしいものです。

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1 コメント

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共産党はいらない (うなぎ)
2013-07-16 20:05:05
日本共産党は昔、資本主義国が福祉を取りいれるのはおかしい、それは共産主義国になってからするべきだと主張していた。
日本共産党はかつて、中国共産党の手先であった。
日本共産党の本音は日本国を共産主義国にすることであるが、口が裂けても本音は言わない。
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