ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

他愛無い喜び

2009年07月29日 | 感じたこと
 毎日の営業仕事で外回りをしているので、お昼休みの昼食は、どうしても定食パターンになってしまって、贅沢は出来ないので、普通は「饂飩と丼」のセットメニューになってしまい、少しマンネリ化している。

 時には仕事での契約がうまく行った時など、自分へのご褒美も兼ねて、ちょっと美味しいものをと思うのだが、仕事の同僚が弁当持ちの場合は、スーパーなどのフードコートなどでの定食となってしまうのである。

 昨日はお客様との約束もあって一人で行動していたので、昼食の時間が大幅に遅れてしまったが、めでたく契約できたこともあって、現場への帰途に立ち寄った沿線沿いの「すし屋」に入った。

 しかし、握りずしを贅沢に頼んだのではなくて、昼食メニューとして玄関先に宣伝書きされていた、「天丼と鉄火巻き」赤出汁と香の物付を注文したのである。

 海老が二匹と野菜の天麩羅が乗った「天丼」も美味しかったが、さすが「すし屋」だけあって、「鉄火巻き」がついていた上に、「赤だし」「香物」で〆て730円で「安い!」と感じて食べたのだが、何と食後のデザートとして、「赤い西瓜」が一切れついていたのである。

 ちょっとした庶民の「昼食メニュー」のサービスではあったが、なんとも「幸せな気分」になったのである。

 たかが昼食、「昼ごはん」なのだが、この「スイカの一切れ」のおまけだけで、幸せを感じられるというのは、所詮平凡な日常を送っていてる証拠なのかもしれない。

 平日の仕事場への行き来の帰りに、ちょっとした贅沢として「コーヒー」を飲むために郊外型の「スタバ」に寄ったり、「マクド」で百円マックと称されるコーヒーやシェイクを口に運びながらの「仕事と家」の切り替えを行う暫しの時間を持つ場合の「ひと時」も、他愛無い喜びの一つである。

 今夕は、仕事帰りに自分の車のエンジンオイルとエレメント交換とバッテリー点検に「オートバックス」に寄ったのだが、手持ちの小銭がないのでカードで支払いを済ませた。

 しかし、自宅への近道は「百円橋」と地元では称されている「京奈和自動車道」の木津川橋を渡るコースなのだが、百円玉すらなかったので、やむを得ず国道一号線へと遠周りして帰るしかないと思っていた。

 なのに、「百円橋」を渡って帰ることができたのは、まさに「他愛無い喜び」であったのである。

 「オートバックス」の店員が「バッテリー点検」をしてくれた時に、私の愛車のバッテリーが助手席のシートの下にあるので、シートを上げて点検したところ、シートの下から105円が出てきたと言って、点検終了後手渡してくれたからなのである。

 まさに「ラッキー!」であった。

 「100円の通行料」が必要な「百円橋」を渡って短時間で帰ることができたのは、日頃の八百屋で使用している「小銭入れ」が時折バラけて、小銭が座席周辺に散らばってシートなどの下に隠れていたからなのである。

 とっても「ラッキー」、「他愛無い喜び」を感じて帰宅したのであった。
コメント
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