ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「おでんでごはん」

2009年02月18日 | 季節の話題
 まだまだ寒い日が続く今日この頃、この季節にどうしても食べたくなるのが「おでん」またの名を「関東煮」という温かくてだしの効いた美味しい定番である。

 私たちの男の料理サークルORIJIが主宰する「宇治ゆめカフェ」の2月の第四日曜日のランチも「おでんでごはん」に決まったので、前日の夜からの仕込を兼ねての準備を例会として、日曜日に来てくださるお客さんへ、美味しくて味わい深い「特製おでん」を食べていただこうと思っている。

 特に「おでんだし」には凝って、日高昆布と三陸のかつお節を贅沢に使って「だし汁」を絞って採りおきするつもりなので、合成だしとは香りが全然違うと思う。

 その煮汁(だし汁)に三河本みりん、有機醤油、塩、米の研ぎ汁を加えて、美味しくコクのある「おでんだし汁」を作るのである。

 そこへ入れる「おでんの具」なのだが、今のところ人気の高い「おでんの具ベストテン」に名を連ねている具の中で、一番人気の大根を筆頭に、卵、ジャガイモ、厚揚げ、ちくわ、コンニャクの6種を準備し、そこに味をより引き立たせるための「牛筋肉」も入れる予定である。

 関西と関東圏だけでも、おでんの作り方や具の定番に違いもあるみたいだが、我々は関西の「お父さんたちが作るオーガニック料理」をうたい文句にしているので、具材も無添加のものに拘って、上記のおでんダネで勝負する。

 全国的なインターネットによる、好きな「おでんの具」ランキングによれば、①大根、②たまご、③餅入り巾着、④こんにゃく、⑤ちくわ、⑥牛すじ串、⑦厚揚げと続いているので、ほぼ「餅入り巾着」以外は人気のおでんの具を揃えたこととなる。

 確かに「餅入り巾着」は、捨てがたい美味しさがあるのだが、なかなか有機、無添加の材料となると、適当な具材が見つからないので一応、これで煮込もうと思っている。

 全国的な「おでんの具」の人気具材となれば、ほかに「はんぺん」、「しらたき」、「がんもどき」、「さつま揚げ」、「たこ」、「ちくわぶ」、「ごぼう巻き」、「つみれ」、「ロールキャベツ」、「焼豆腐」などがあるのだが、地方の特色や家庭毎の拘りの具もあるだろう。

 私たちの小さかった頃は、関西では鯨の皮と脂身の「コロ」と呼ばれた食材が「おでん」にはつき物だったのだが、今は高値の花と言うべきか、なかなか手に入らない高級食材となってしまったので、めったにお目にもかかれないし、食べられなくなっている。

 変わったおでんダネとしては、「げそ」、「ぎんなん串」、「あらびきソーセージ」、「ツブ貝」、「かまぼこ」、「餃子巻き」などもあり、美味しく煮込んだ出汁がしみとおった「おでんの具材」は、どれもとっても旨いはずである。

 NHK教育テレビのアニメ「おでんくん」では、大根や玉子を押しのけて、なんと「餅入り巾着」が主役を務めているのは、やはり納得、当然と言った感じもします。

 ぜひ、お近くの方は宇治警察手前の大きな赤い提灯が目印の「ゆめカフェ」ランチに来る2月22日(日)のランチタイムにお越しください。
コメント (1)
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