写真は英国王室のダイアナ元皇太子妃が事故死した時の自動車の残骸だが、あの痛ましい事故から10年以上が経った。
私が「自動車事故からの生還」と題してブログを書くのはダイアナさんについてではなく、身近に起きた友人、知人の関係者の自動車事故からの「生還」を教訓も交えて、嬉しく感じたことからである。
ダイアナ元英国皇太子妃の自動車事故死は、王室のスキャンダルを追っかける「パパラッチ」と称される一匹狼的「写真屋」たちの追撃が原因とされているが、いまだに謎めいた俗説や逸話があり永遠になぞの部分がある。
ちょうど同じ頃に、私たちの有機八百屋の京都の仲間の荷物を運んでいた、その当時30代だった青年が早朝に一瞬の「居眠り運転」で、大阪、京都間で前のトラックに追突して重傷を負い意識不明で救急車で搬送され、阪大系病院の集中治療室に約3ヶ月近く入院し生死の間を行き来したが、奇跡的に回復したことがあった。
現場近くの警察署に搬送された事故を起こした2トントラックは運転席はへしゃげていて、運転していた彼がどのような状態で命をとりとめたのかが不思議なくらいだった。
荷台の食品や調味料の瓶が粉々に割れてしまっていて「商品」としては使用できない状態だったことと、彼が搬送された病院に見舞いに行ったが面会謝絶の状態で、幼い子どもを抱えた若い奥さんがおろおろと応対されていたのを思い出す。
しかし、幸いにも事故を起こした彼は半年後には退院して、辛うじて全く運転とはかかわりのない仕事について何とか社会復帰した。
そんな記憶が強烈だったが、昨年、またしても私の知人が地方都市で、やはり「居眠り運転」で自損事故を起こして、地元の救急病院に意識不明で搬送されて、集中治療室で意識が戻ったらしく、軽四輪のトラックは見事に大破していて生存は奇跡的だったらしい。
その事故の報告を本人から電話でいただいてから約二が月後に、今度は職場の40代の女性のご主人がダンプ運転手で、過労のためかやはり居眠り運転らしく自損事故を起こして重体となったと聞いたのである。
全くご主人に意識もなく、今日明日と生死をさまよっておられる状態だったらしいが、なんと慰めていいのやらと言葉に困るほどの事故であった。
しかし、幸いにも両者とも「奇跡的」に集中治療室から一ヶ月余で脱出され、度重なる長期のリハビリ生活を経て、60代後半の知人は昨秋に転院され、ようやく自力で歩けるようになり、1月下旬にはお会いすることが出来た。
もう一人のご主人は面識はないが、同僚の夫人にお聞きすると、意識も戻ってからは順調に回復され、自力歩行でリハビリに励んでおられるが、立ち座りが現在も困難だと聞いた。
いずれにせよ、奇跡的な回復と社会復帰が待たれる状態で喜ばしい限りである。
不幸中の幸いな事例となったが、くれぐれも事故に繋がる「寝不足」や「過労」の運転を避けるようにと、自分自身にも肝に銘じる機会となった。
私が「自動車事故からの生還」と題してブログを書くのはダイアナさんについてではなく、身近に起きた友人、知人の関係者の自動車事故からの「生還」を教訓も交えて、嬉しく感じたことからである。
ダイアナ元英国皇太子妃の自動車事故死は、王室のスキャンダルを追っかける「パパラッチ」と称される一匹狼的「写真屋」たちの追撃が原因とされているが、いまだに謎めいた俗説や逸話があり永遠になぞの部分がある。
ちょうど同じ頃に、私たちの有機八百屋の京都の仲間の荷物を運んでいた、その当時30代だった青年が早朝に一瞬の「居眠り運転」で、大阪、京都間で前のトラックに追突して重傷を負い意識不明で救急車で搬送され、阪大系病院の集中治療室に約3ヶ月近く入院し生死の間を行き来したが、奇跡的に回復したことがあった。
現場近くの警察署に搬送された事故を起こした2トントラックは運転席はへしゃげていて、運転していた彼がどのような状態で命をとりとめたのかが不思議なくらいだった。
荷台の食品や調味料の瓶が粉々に割れてしまっていて「商品」としては使用できない状態だったことと、彼が搬送された病院に見舞いに行ったが面会謝絶の状態で、幼い子どもを抱えた若い奥さんがおろおろと応対されていたのを思い出す。
しかし、幸いにも事故を起こした彼は半年後には退院して、辛うじて全く運転とはかかわりのない仕事について何とか社会復帰した。
そんな記憶が強烈だったが、昨年、またしても私の知人が地方都市で、やはり「居眠り運転」で自損事故を起こして、地元の救急病院に意識不明で搬送されて、集中治療室で意識が戻ったらしく、軽四輪のトラックは見事に大破していて生存は奇跡的だったらしい。
その事故の報告を本人から電話でいただいてから約二が月後に、今度は職場の40代の女性のご主人がダンプ運転手で、過労のためかやはり居眠り運転らしく自損事故を起こして重体となったと聞いたのである。
全くご主人に意識もなく、今日明日と生死をさまよっておられる状態だったらしいが、なんと慰めていいのやらと言葉に困るほどの事故であった。
しかし、幸いにも両者とも「奇跡的」に集中治療室から一ヶ月余で脱出され、度重なる長期のリハビリ生活を経て、60代後半の知人は昨秋に転院され、ようやく自力で歩けるようになり、1月下旬にはお会いすることが出来た。
もう一人のご主人は面識はないが、同僚の夫人にお聞きすると、意識も戻ってからは順調に回復され、自力歩行でリハビリに励んでおられるが、立ち座りが現在も困難だと聞いた。
いずれにせよ、奇跡的な回復と社会復帰が待たれる状態で喜ばしい限りである。
不幸中の幸いな事例となったが、くれぐれも事故に繋がる「寝不足」や「過労」の運転を避けるようにと、自分自身にも肝に銘じる機会となった。