ガリバー通信

「自然・いのち・元気」をモットーに「ガリバー」が綴る、出逢い・自然・子ども・音楽・旅・料理・野球・政治・京田辺など。

「運気って」何だろうか・・・?

2008年02月18日 | とんでもない!
 今年も早くも一ヶ月半が過ぎて、商売をする方にとっては、「ニッパチ」と称され、二月と八月は客も少なく儲けが悪い月と、昔から日本では言われている二月の真っ只中である。

 「おっさんフリーター」としてパートで勤めている事業所には、女性の営業スタッフ仲間が4人いて、20代、30代、40代と思われる彼女たちが、仕事を終えて事務所に戻った今日、この頃まるで「運気がない!」と嘆いているのである。

 そう言えば、今年に入って1月も営業成績とも言える結果が芳しくなかったのだが、2月もあまり良くないというのである。

 外歩きの営業活動で「契約」を取る仕事で地域や相手があるので、私は「いい時もあれば、悪い時もある」と割り切っているが、彼女たちにとっては結果の悪いのは「運気がない」または「運気が落ちている」ということなのだ。

 私自身は、このブログにも書いたが、最近流行とも言われているテレビやマスメディアが取り上げていて視聴率を稼いでいる「細木や江原」に代表される番組や事象に関心はないし、他人の人生や将来を勝手に悪く予想するなんて輩を信じることはない。

 しかし、世の女性たちの多くはテレビ、週刊誌、番組での特集などの「占い」「血液型」「生年月日」「運勢」「運気」などが大好きで、仕事や家庭や友人関係、また「恋愛」や「金運」なども、こうした「運気」によると信じているらしい。

 確かに私も「遊び」としては、血液型や星座占いを見たり聞いたりする場合はあるが、全く根拠に乏しいものなので話題としてのお話として受け流している場合がほとんどである。

 今日も外歩きの営業を終えて事務所に私が戻ると、彼女たちは「運気の有無」のおしゃべりの真っ最中であり、少しだけ結果のいい私に対して「一緒に歩いたら運気がもらえるかも」と言うのである。

 私自身は決して「運気」を信じるものではないのだが、彼女たちは「運気を奪うと悪いから止めとくわ」と言って笑っているのである。

 そして、「やっぱりもっと黄色のものを身につけないと」などと話しているので、「何で黄色なの?」と聞いてみると、「金運がつく」からと言うのである。

 どう考えても不思議なことである。

 「黄色づくめ」で金運がつき、誰かの「運気」を奪えれば、自分自身は努力や汗をかかなくとも「幸せとお金に不自由にならない」とでも思っているのだろうか。

 世の中には、この女性たちの「運気」を信じる思いを「商売」や「金儲け」に結び付けている、たくさんの魔の手がはびこっているのである。

 「遊び心」の範疇で「運気」や「占い」を信じたり語ったりするのは許されるのだが、あまり真剣に仕事や人生に「運気」を持ち込まない方が、身のため、人のため、家族のためであると思われるのだが、如何なものだろうか。

 「運気」を得るために「お払い」をしてもらいたいと言う彼女たちがいる。

 「招き猫」にでもお願いしてみたらいいのでは。
 
 
コメント (1)
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