「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

茶寿まではちょっと・・・

2014年04月13日 | お茶三昧

"調子はどうでぇ" (江戸っ子のゴリラ)


近々、真のお点前の引継ぎをします。
伝授される方は御年84歳なのですよ。
米寿を目標にお茶名をと、頑張っておられます。
このまま頑張られればもう少し早く達成されると思います。
「最近足がちょっと」と嘆かれることもありますが、
私も粘り強く応援して差し上げたいと思っています。

米寿といえば八十八歳ですが、
十年ほど前に還暦を迎える方に、
記念のお茶事をしていただいたこともあります。
還暦と同じ意味で、「華甲」(かこう)という言い方がありますね。
「華」の字を分解すると、6つの「十」と「一」になるところから来るそうです。
「甲」の字にも意味があって、これは「甲子」のことで、
「甲子」は十干・十支の最初であるので、かぞえで六十一歳になる。
つまり還暦と同じということだそうですね。

そんなことを知ったとき、面白くなり、
他にはどんなものがあるのか一通り調べたことがあります。

古希( 70才) 喜寿(77才) 傘寿(80才) 半寿(81才) 米寿(88才)
卒寿(90才) 白寿(99才) ・・・・

古希は古来希な年という意味ですが、
今は希ではなく、当たり前になりました。
他ははみな文字から類推して、なるほどとわかりますね。

さらにその上に「茶寿」というのがあります。
これは108才のことで、草冠は分解すると十が二つ、
下が八十八に分解できるのですね。
八十八足す二十というわけで。

茶の字が煩悩の数と同じ百八になることが、
なんだか面白く思いますね。
実は還暦よりも前もあったのですが、
私にはもう関係ないので、興味なしでした。

ちなみに、厄年は60才以下の年齢にしかないとか。
還暦以上は、皆おめでたいので厄は無しだそうで。

さて、「茶寿」まで生きるのは大変そうですが、
なるべく長くお茶を楽しみたいとは思っています。



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