「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

小物を楽しむ

2018年07月30日 | お茶三昧

可愛らしい裂地の古帛紗。
「チョーカーの猫」という龍村のオリジナルとか。

お稽古の皆さん、こうやって時々、
「あら素敵ね」と見入ってしまうような、
古帛紗や、帛紗を見つけていらっしゃいます。
最近は、夏用の古帛紗で楽しんでいる方も。

私も若いころは、帛紗や古帛紗でずいぶん楽しみました。
茶道具には手が出なくても、帛紗なら、
ちょっとボーナスの出たときに新調したりできましたし。

絽の帛紗と、紗の古帛紗です。

こんな小物は、お点前をすることがないと、
懐からちらっと見えるだけですね。
それでも盛夏のお席では、心秘かに満足感を味わえます。

若き日に、汗をかきかきお稽古をしていたころの跡も残る、
しばらく活躍することのなかった帛紗と古帛紗です。
思い出して持ち出しては、懐かしく眺めています。