「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

暑い中、頑張りました

2018年07月24日 | お茶三昧

先日参加した八坂神社のお献茶式で、
「菓匠」席で飾られていたお菓子の変わり種を紹介。

青楓も、なでしこもお菓子です。
下のバトンは材料は何で、お味は・・と。
京都の伝統をテーマにしたお菓子としては、ちょっと突き出ていますね。

さて毎日暑い日が続きますが、そんな中、お茶名の引継ぎの式をしました。
お二人が申請をし、無事にお許しが出て、
「秋には届くかしらね」と話していましたが、
七月初めに、思いのほか早く手元に届きました。
一日でも早く引き継式をと思いましたが、問題は着物です。
殺人的な猛暑の中、お着物でいらっしゃるのは大変です。
でも「頑張ります」ということでしたので、
お着物持参で、我が家で着付けて、本日決行しました。

床に利休像を掛け、三つ具足を飾り。
真台子のお点前の準備をしました。
私がお点前をして差し上げるのですが、
心配なのは、出入りその他の立ち振る舞いで、
すっと立てるかどうかなのです。
おかげさまで、本番になると、気合が違って、
私のお膝は、ちゃんといい子にしていてくれました。
なんだやればできるではないのと安心しましたよ。
よろっと来るのは年の所為かしら、体幹鍛えなくては。

真のお点前は七種のお菓子ですが、縁高には水菓子を含めて三種盛り、
四種は持ち帰りやすいように、初めから箱に入れてご用意しました。

式を無事に終え、記念写真を撮り、
「七月で丁度10年です」
と頑張って続けてこられた日々を思い出しておられました。
それから、緊張もほぐれて、お薄を点て合いました。

お二人は、秋に、記念のお茶事をしますので、
もうそちらの準備に入っているようです。

お家元から拝受したお茶名が読み上げられた瞬間の、
喜びのお顔が、私には何より嬉しいです。
お二人にとっては、これからが修行の始まりですが、
私は、一つ責任が果たせて、ちょっとほっとしていますよ。
膝の調子の良い事も含めてね。