「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

初めての茶杓

2015年02月18日 | お茶三昧



今日の茶道具の講座は茶杓についてでした。
茶杓は、流儀によって置き方やお茶の掬い方などの扱いが違うので、
それぞれの流儀に合った茶杓が使われるのが理想で、
ただお茶が掬えればよいわけではない、
とてもデリケートなものとわかりました。


もう五年くらい前になるでしょうか。
初めて茶杓を削りました。

二時間くらいかけて、
太かった竹が細くなり、櫂先らしきものができ、
何とか茶杓の形にして終わりました。

初めて作ったという愛着はあるものの、
思ったようなものにならなかったという情けなさで、
その茶杓は日の目を見ずに箱の中にずっと納まったまま。
思えばかわいそうなマイ茶杓ですね。

それからいろいろな事情で、
二本目に挑戦する機会がなく過ぎました。

一度でも自分で削ったからでしょうか。
茶杓を見るときの気合が少しは違ってきたようです。

色々な茶杓を手に取ってみて、
美術館で眺め、好きな茶杓を探し、
そんなことを重ねているうちに、
あの細い竹一本に、20箇所・・いえいえ50箇所・・・
こんなにも見るところがあるものなのだということも知りました。

今日ふと五年前の処女作を出して見る気持ちになりました。
相変わらず拙い茶杓には変わりはありませんが、
眺めていると、もうちょっと手を加えてみたら何とかなるかも、
というところがたくさん見つかって、
どこがいけないかということもわかってきたような。

これは少し熱心に茶杓を見てきたおかげかなと思うのです。

今なら一本の竹に、もう少し自分の思いを込められるかしら。
そんな気がしてきて、また削ってみたくなりました。
思いを形にする技術が問題なのですが。
素人の茶杓ですから、端正なものはできなくとも、
味が出ればいいですよね。
とまたそんな言い訳をしながら、その機会を狙っています。



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お菓子探し行脚の最後に

2015年02月18日 | お茶三昧



雪交じりの冷たい雨の降る一日、
姪と月に一度のデートをした後は、お菓子さがし行脚。

お茶会の濃茶席と、小間の薄茶席のお菓子は注文済みですが、
あと一種類、広間のお菓子を決めるリミットです。

一か所のお店で決めれば簡単ですが、社中で楽しむお茶会ですから、
いろいろと変化があったほうがと、三つとも、違うお店にすることに。
ようやく決めることができ一件落着。
生ものですから、予約をして前日にとりに行きますが。

それと同時に、今週と来週のお稽古のお菓子も探して歩きました。

お菓子とお茶が十分に用意できていないと、どうも不安なので、
出かけると、何かしらお稽古に使えるお菓子を買って帰ります。
日持ちのするもの、しないもの、まさかの時の竿物と、
いつも強迫観念すら覚えて、取り揃えておきますよ。

そんなお菓子さがし行脚の最後に寄ったお店で、
「今日はお得なお楽しみ袋を用意しております。」と。
お味見をかねて何種類かのお菓子が入っていて、
定価の半分ですといわれて、
「下さい!!」
それに、サービスにもう一つお菓子が頂けて、
さらに3000円以上お買い上げの方にはと、
「がらぽん」で商品券が当たる抽選券までもらえました。
籤運のない私には、「がらぽん券」はただの紙に等しいですが。

お菓子さがしにくたびれましたが、
お楽しみ袋の中身をお味見出来る嬉しさで、
ルンルンと家路につきました。



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