バレンタインデーも終わりました。
ここの所毎日チョコレートを食べていましたが、
これが最後のひと箱。
大事にゆっくりと頂きましょう。
28日の社中茶会の濃茶席のお菓子を決めてきました。
銘は「桃李」。
鶴屋吉信製のきんとんです。
きっと皆さん喜んでくださいますよね。
「お菓子は桃李にきめましたよ。」と言うと、
「松坂桃李の桃李ですか?」と。
確かに同じ字ですね。
桃李とは。桃と李( すもも)のことですが、
「桃李もの言わざれども下(した)自(おのずか)ら蹊(みち)を成す」
という「史記」の中の言葉に由来していて、
桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、
その下には自然に道ができる。
徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえだそうです。
「松坂桃李という名も、そんな意味があるのかしらね」
と言いながら、お茶会前の真剣なお稽古は続き。
今日のお菓子は、ちょっと早めですが、
「ひいなあそび」(源吉兆庵製)です。
可愛い懐紙に乗っているお菓子。
写真に撮らせていただきました。
気になるので「松坂桃李」でネットで調べたら( 閑ですね~)
やはりこの言葉から取ったというエピソードが載っていました。
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