「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

土俵の上の陰陽五行

2013年09月22日 | お茶三昧

「八卦盆」
今週は二名の方に「行之行台子」の初めてのお稽古をしました。
暑い中、きちんと着物を着てお稽古に臨まれました。
やはり気持ちが引き締まりますね。



先日台風の去った午後、国技館まで出かけました。
日本の伝統的国技である相撲には、
お茶と同じように、陰陽五行の思想が多く取れ入れられています。

あの屋根から下がる房は、木火土金水の五行に対応しています。

東は青・春・木
南は赤・夏・火
黄は中央・土用
西は白・秋・金
北は黒・冬・水

をそれぞれ表しています。

土俵の方形と円も陰陽であり、軍配には日( 陽)と月(陰)が描かれています。
土俵入りの四股は、平安時代の陰陽師の所作から来ているとか。

取り組みが終わって土俵を清め、素早く覆いをかける様子を見ながら、
力士にとって土俵がいかに神聖な場所であるかを感じていました。

お茶とは切っても切り離せない陰陽五行ですが、
私たちの生活のあらゆる場所に生きていることを思うと、
より深く学んでみたいと、興味もますます強くなります。

ところで相撲観戦土産に頂いた、相撲印の器があります。
私はだいぶたまってしまったので、お使いいただける方、
お稽古の時に「ブログみました」とおっしゃっていただけたら、
先着一名様に差し上げますのでどうぞ。



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