「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

まずは「食欲の秋」

2013年09月21日 | 美味しい話

少し涼しくなって、活動しやすくなると、
いろいろな仲間との定例会が盛んになります。

今日は趣味仲間が半年振りに集まりました。
会場は六本木の和食のお店「花郷」です。

最近ブログを書いているせいか、
お料理の写真を撮る習慣がついてしまいました。

他人の食べたお料理の写真など見せられてもお腹は膨れませんので、
どうしようかなと思いながらも、せっかく撮ったのですからお見せします。
煮物碗とデザートを撮り忘れましたが。



どうせお見せするなら、完全版が良いと思うのに、
なぜかいつも、二~三品食べることに夢中になり、撮り忘れてしまいます。
でもそれが自然ですよね。

出てきたお料理を見て、
「わあ、おいしそう」
と思ったら、すぐお箸が動くのは当たり前ですもの。

盛り付けの景色を愛で、器を愛で、味を愛でる。
至福の時間はあっという間に過ぎてしまいました。

銀座の「花郷」は何度も行きましたが、六本木は初めてです。
雰囲気がまた少し違いますが、落ち着いたいいお店だと思いました。
清潔感のある化粧室が良かったですよ。
これはお店を評価する大事な要素の一つかなと。

今月は定例の集まりがあと二件。
まずは「食欲の秋」が先行しそうです。



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干支と、勅題

2013年09月21日 | お茶三昧


お月見のころは兎がモテモテですね。
今年も沢山のかわいい兎を楽しませてもらいました。
まだまだ兎のお菓子は楽しめそうですが。


干支のものは12年に一度もてはやされますが、
兎はそれいがいにも、お月見のころに毎年大事にされて、
とてもうらやまして動物です。
兎グッズも沢山ありますし。

私の干支は「亥」なのですが…
「うり坊」がかわいらしくて、亥年の時はまあまあ目にするのですが、
後は作物を荒らすやっかいものですね。

さて来年は「午年」です。
気が早いかどうかわかりませんが、毎年今頃になると、
茶道具屋さんに干支にちなんださまざまな道具が出てきます。
私も、来年の準備とばかりしまってあるどうぐのなかから、
12年ぶりに日の目がみられる午を探そうとおもいます。
一つぐらい新しい「午」さんも手に入れともいいですね。

12年に一度のものは使う機会があまりないと思うのですが、
でも確実に12年に一度、たくさん使ってもらえます。
12年生きてきたという思いと一緒に、懐かしさも毎回膨らんでいきますしね。

干支と一緒にお茶の世界では「勅題」もお茶のテーマになります。
あの宮中の歌会初めのお題ですが、来年は「静」とか。
もう「二人静」の絵のついたお茶碗が出ていました。
あのかわいいお干菓子でなくて、お花ですよ。
来年は「静」をどのような表現で見られるかも楽しみですね。
勅題は、干支に関係なくいつでも使えそうですが、
次の年になるともう見向きもされないこともありますので、
その後も取り合わせで上手に使って、何度も登場してもらいたいです。


こんな話題がで出来ると「ああ今年もあとわずか」、の気分になってしまいます。
そういえば10月の初めには、
新年の顔合わせの場所の予約をしなくてはならないのですから、
のんびりしていられないということに気が付きました。

まだまだやることがたくさん残っています。
まずはそれに一生懸命取り組まなくてはなりませんが。



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