「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

後半の人生の楽しみ方見つけましょう!

何とか持ちこたえてくれました

2013年08月17日 | お茶三昧


朝起きると、真夜中に見た花はこんなに見事に開いていました。
「う~んちょっと開きすぎね。午後まで持つかしら」
今日の茶事は「飯後の茶事」席入りが午後一時ですから、
速くてもお花が床を飾るのは、二時頃になります。
木槿は一日花で、午後にはしぼむことも。

涼しい影の場所に待機させておいて、出番をまってもらいました。

そして、選ばれたのがこの一輪でした。



他の花は、二時にはもうお昼寝になってしまいました。
この写真を記念に撮ったのは、お茶事が終わった後の4時過ぎですから、
よくぞ耐えてくれましたというところです。

お花には気をもみましたが、お茶事は和気あいあいと進み、
メンバーの皆さんの協力で、とても良い席になりました。
その報告はまた明日にしますね。


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花は足で活ける

2013年08月17日 | お茶三昧


真夜中の「木槿」たちです。

今日の茶事に備えて、昨日の夕方、かねて目星をつけておいた場所から、
「木槿」のつぼみを採取してきました。
我が家のベランダにも木槿があるのですが、数少ない蕾がまだちょっと硬いです。

数日前に、マンションの敷地の中に咲く木槿を切らしてもらえるように、
管理人さんにOKを取っておきました。
さらに家の周りを歩いて、ほかの種類の木槿もリサーチ。
もちろん他人の家のものを黙って取ろうなんていうのではありませんよ。

お茶で一番大変なのが床に活ける花だといっても過言ではないでしょう。
そのためには何日も前から心づもりをしなくてはなりません。
この暑い花の少ない時に、茶花を探して来なさいというのも大変そうなので、
一応目星をつけておいて、一緒に採取に出かけました。

「茶花は足で活けるというのはこういうことですね」
そういいながら、三種類のむくげを花瓶にさし、
「明日はどれがちょうどよく開いて花入れにさせるかな」と。
これでお花は一安心の前日準備でした。



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