「松風庵日記」 心はいつもお茶日和  

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宮島での縁起の良い出来事

2013年08月06日 | 日記

ロープウェイで登った弥山の山頂と山頂にいた鹿




宮島の管弦祭で、管弦船を曳船する船を漕いだ若者達


若者たちは役目を終えると、乾杯をして喉を潤おしたり、
おにぎりをいただいたりして、疲れをいやします。
そのおにぎりのおすそ分けをいただけると、とても縁起が良いと聞きました。

そこで私たち一行四人は早々と、宿のおかみさんから教えてもらった、
そのおにぎりを一番ゲットしやすいという場所に陣取り、
そのチャンスを待ちました。

一行の中で一番元気の良いお姉さまが、
「お江戸から四人で飛行機で来たのよ。」
と叫んでくれたおかげで、まず二個手に入れました。
そのあとはもう駄目かしらと思いましたが、あきらめず、
色気と、懇願と、脅迫で、もう二個手にできました。
四人は晴れておにぎりをいただくことができ、
「いいことあるわね、きっと。」と大満足でした。
恐るべしおばさんパワー、というところでしょうか。

その日はお祭りに向かう途中でも珍しいものを見ました。
宮島には鹿がたくさんいます。
人を怖がる様子もなく、悠々と木々の新芽や若葉を、
美味しそうに食べる姿をそこここで見ました。
車の中で、宿のおかみさんが、
「この辺は狸も出ますよ。縁起の良い白い狸もいます」
と話しているその前を横切ったのがなんと狸でした。
車のライトに浮かび上がったその狸はなんと白いではありませんか。
気のせいだった・・いや確かに白かった。
私たちが大喜びしたのは言うまでもありません。

こんな良いことが二つもあった、管弦祭の夜でした。

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