A Challenge To Fate

私の好きな一風変わった音楽を中心に徒然に綴ったページです。地下文化好きな方は見てやって下さいm(_ _)m  

Genocide Organのこと

2005年06月01日 23時47分33秒 | 素晴らしき変態音楽
ドイツの虐殺機関ジェノサイドオーガンの昨年リリースされた6thアルバム『IN-KONFLIKT』を聴いています。89年のデビュー以来、あまり人前に出ず、ライヴでも目と口だけを出したマスクを被り幻の存在とされていましたが、雑誌「電子雑音」の招聘で3年くらい前に来日しました。2日間ライヴを行い、私が観たのはあまり過激ではない方のライヴだったようですが、いかにもドイツ人的な真面目そうな風貌と、レコードで聴く荒々しさとはまた違った緻密な演奏が印象的でした。
この最新作ではそういった緻密なノイズという面が強調され、かつての破天荒さを求めるファンには物足りないかもしれませんが、ノイズにも秩序があると信じる私には、彼等の方向は正しいものに思われます。ところどころノイバウテンを思わせるメタルパーカッションが鳴り響く所も好きです。歌詞も自らの出自であるドイツを揶揄していて、興味深いです。
やはりGOは現代随一のパワーエレクトロニクスを聴かせてくれます。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「We Will Rock You」を観て... | トップ | Jack Johnsonを観てきたよ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

素晴らしき変態音楽」カテゴリの最新記事